第4話YOUは魔法少女ですか?
あの後姉さんは飯を食べたあとすぐに家を出て行った。
最後に姉さんは俺に対して「困ったら頼ってね」と言っていた。
魔法少女になってから二週間ぐらいたったある日。
もはや習慣となっていた怪物退治だが初めて同業者をみた。
その子は青い髪青いスッキリとした装飾少なめの衣装を身にまとっており西洋の片手剣のようなものを武器に持っており見るからに限界だった。
小型に苦戦しておりギリギリ剣の横ぶりで勝っており終わった後は肩で息をしておりきつそうだと思った瞬間地面が破裂するような音がする。
音の主は同業者の方にしか興味がないのか高速で迫るが同業者は疲れ果て反応ができていない。
本能だろうか中級の拳から彼女を守っていた。
相変わらずその拳は重く押されるが……
「引けねぇ!!」
思いっきり押し返し間を開ける
「下がってろ!!嬢ちゃん!!」
「は…はい!」
元気な、無理をしているようなそんな声だ……なんか聞いたことある声な気もする。
怒ったかしらないが俺を敵と認識したのか殴りかかってくるが前に出て拳をギリギリのラインで避ける。
そのまま迫り奴の胸にチェーンソーを押しつけエンド。
期待どおりそのまま入り込み核をめちゃくちゃにし塵と化し消えていく。
そして同業者を見るとそこには。
2Pカラーの妹がいた。
疲れ切ったのであろう剣を杖にし服はボロボロになっている。
遠目では分かりづらかったがまさかここまでボロボロな妹だとは思わなかった。
「あ、ありがとうございました。」
「あーいいんだこういうのは助け合い……だろ?」
「そ、そうですね……わ、私はカレンです……お名前を伺ってよろしいでしょうか……?」
考えてなかったぁ!!?
「あっあー俺はチェーンだ。よ、よろしく」
うっわあめっちゃ適当だあ!!
「よろしくお願いしますチェーンさん」
そういいながらよろめく可憐。
「送ってこうか?か、カレンさん?」
そう提案する。
「すっすいませんお願いできますか?」
立ってるのもつらそうなのでお姫様抱っこで持って行くことにした。
一応道を聞き着いた我が家。
玄関まで送り届け自分も疲れたので見えなくなった後すぐに開いてある窓に飛び込む。
窓を閉めそのままベットにダイブ一息着いたとき俺の部屋の扉が開き。
「お兄ちゃん……?」
魔法少女姿のまま自分と通常の状態の妹。
バレたあああああああ!!?
マ法少女キュアにーと 海老天 @Kuroki39
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