そのうちAIという言葉が差別用語になるのかもしれない。

サーバーに故人の記録を保管して、あとは生前の行動をもとにパターンをランダム化すれば、それは仮想世界で生き続けていると言えるのでは、と想像力が膨らみました。現在もAIがやった宿題を人間が見分けるのが難しいように、AIと人の区別がつかなくなり、やがてAIの人権が求められる世界が来るのかも。楽園の不安が匂い立つような本です。