エッセイ風のフィクションなのだそうです。
なんていうんですかね。警察のお仕事というのは大変だろうな、とは思ってはいるんが、想像以上に大変というか大変すぎるというか、えっそんなことあるのっ、ってくらいの感じなのですが、妙にリアルというか……いやフィクションだそうなんですが。
笑えます。もちろん笑える話じゃないというか、まあ過去なんで笑えるかなあ、っていうエピソードが二発のエッセイ、いや、エッセイ風のフィクションです。
えらい爆発力があるんで読む場所には注意してください。そして読後は警察のイメージが変わるかもしれません。どう変わるって? そりゃあまあ実際読んでみてくださいよ。そしたらわかる。なんかもう頭下げたくなります。お疲れ様です。
いえね、本当にね、哀愁漂いますね。
私、普段から警察小説ばかり好んで読みますけどね、こんなに哀愁の漂う警察小説は見たこと無いですね。
さっきまで「こんなに笑える警察小説読んだことないわ!」ってのを読んでましたけど、こちらは……いえ、笑えるんですよ、笑えるんですけど笑っちゃいけない系のね、なにしろ哀愁漂ってますから。汗と涙のエッセイですから。あ、フィクションでしたね、はい。
藤原竜也君に演じて欲しいですね。
ああ、アニメなら檜山修之さんにね。「邪王炎殺黒龍派!」みたいなノリでね。
読まないと損ですからね、みんな読もうね、笑いを我慢しながら涙することになるから。
しかし酷いレビューだな……。
みなさんね、ちょっと思い出してほしい。警察だって人間なんだぞ、って。
ミミズだってオケラだってアメンボだってみんなみんな生きているし、警察官も生きているんです。
しかも、世のため人のために日々戦ってくれているんですよ。街の平和のため、か弱き者を守るために。
今回はその『守りたい対象』が少々自分寄りだったというかね。いや、大事ですよ。自分も大事にして!?ヒーローが倒れたら誰がこの街を救うの!?そうでしょう!?
こちら、まぁ、フィクションとなっておりますけれども、現役警察官の方が書いたお話ということでね。やだなぁフィクションって言ってるじゃないですか。
もう、このまま『九死に一生スペシャル』で放送しましょうよって言いたくなるほどの危機一髪体験が赤裸々に綴られているのです。
この手の『九死に一生エピ』ではありがちな、装備品に助けられたお話や、まさかのその装備品に裏切られたお話などなど。実体験だからこそ書ける「マジかよ!」な強火のエピソード。やだなぁフィクションですって。何回言わせるんですか。
ごめんね、薮坂さん。私この手のお話すんごい好き。浴びるほど読みたい。まだ他にありませんかね?あるなら出してください。さぁさぁさぁ(圧)