学校でありがちなこと

イジメを手っ取り早く解決するためには、「誰か」をイジメられている子の親友にしてしまえばいい。
教師目線からすればそれでいいのかも知れませんが、生徒からすればたまったものではありません。
これをイジメられている子の側から見た話は「彼氏彼女の事情」で描かれていますが、本作では「教師から頼まれた側」から描いています。
人間関係のあり方について考えさせられながらも、明るい筆致で描かれているのでスッキリした読後感が得られます。