少なからず誰もが経験してきた身近な出来事。でも後から考えたらその後の生き方さえも変えてしまうような...ちょっと大袈裟だったかな?笑でも読み終えた後、色々思い出し考えられましたよ!
イジメを手っ取り早く解決するためには、「誰か」をイジメられている子の親友にしてしまえばいい。教師目線からすればそれでいいのかも知れませんが、生徒からすればたまったものではありません。これをイジメられている子の側から見た話は「彼氏彼女の事情」で描かれていますが、本作では「教師から頼まれた側」から描いています。人間関係のあり方について考えさせられながらも、明るい筆致で描かれているのでスッキリした読後感が得られます。