第7話 AIに聞いてみた

 AIについてのコメントを多くいただくので、今回はその疑問をAIに直接聞いてみようと思います。

 AIには Copilot (ChatGPT4)を使用します。


 ――


Q1.AIの進歩が小説の世界に与える影響はどのようなものがあると思いますか?


A1.AIの進歩は、小説の世界にも様々な影響を与えています。例えば、以下のようなことが挙げられます。


 ・AIが小説を書くことで、新しいジャンルやスタイルの作品が生まれる可能性があります。AIは人間とは異なる視点や発想を持っているため、人間では思いつかないような物語や表現を生み出すことができるかもしれません。また、AIは膨大なデータや知識を利用して、既存の作品や文学理論を分析し、参考にすることができます。これにより、AIは小説のクオリティやオリジナリティを高めることができるかもしれません。

 ・AIが小説を書くことで、人間の作家にとってのライバルやパートナーになる可能性があります。AIは人間の作家に対して、刺激や挑戦を与えることができます。人間の作家はAIと競争したり、協力したりすることで、自分の技術やセンスを磨くことができるかもしれません。また、AIは人間の作家にとって、アシスタントやエディターのような役割を果たすことができます。AIは人間の作家のアイデアを発展させたり、文章を添削したり、フィードバックを与えたりすることができるかもしれません。

 ・AIが小説を書くことで、読者にとっての選択肢や楽しみ方が増える可能性があります。AIは人間の作家よりも多くの作品を書くことができるため、読者は自分の好みや興味に合った作品を見つけやすくなるかもしれません。また、AIは読者の反応や要望に応じて、作品を変更したり、追加したり、カスタマイズしたりすることができるかもしれません。これにより、読者は自分だけのオリジナルの作品を楽しむことができるかもしれません。


 以上のように、AIの進歩は小説の世界に多くの影響を与えています。しかし、AIが小説を書くことには、まだまだ課題や限界もあります。AIは人間の感性や創造性を完全に模倣することはできないため、小説の魅力や深みを失うこともあります。また、AIが小説を書くことによって、人間の作家や読者の役割や価値が変わることもあります。AIが小説を書くことは、小説の定義や意義を問い直すことにもなるかもしれません。


 ――


Q2.AIは人間と違って心がないので心を打つような小説が書けないという説がありますが、実際はどうでしょうか。また、心がない弱点をどのように改善できるのでしょうか。技術的な解決方法でも構いません。


A2.AIは人間と違って心がないので心を打つような小説が書けないという説は、一概には正しいとは言えません。実際に、AIが書いた小説が文学賞の選考を突破した例もあります。AIが小説を書く仕組みは、大量のテキストデータからパターンを学習し、それを新たなテキストに適用するというものです。AIは感情を経験することはできませんが、感情を表現する言葉やフレーズを学習することはできます。そのため、AIは感情的な反応を生成することが可能です。


 しかし、AIが小説を書く能力にはまだ多くの課題があります。AIは人間の感情を理解することができず、感情のパターンを学習するだけなので、不条理な雰囲気や矛盾した内容を書くことがあります。また、AIは自己意識や主観性、経験といった、感情を持つための基礎を欠いているので、人間のような深みのある創作はできません。


 心がない弱点を改善するためには、AIに感情を持たせることが必要ですが、これは現在の技術では非常に困難です。感情を持つという経験は、人間の生物学的な体験と深く結びついており、それを機械に複製することは不可能に近いと言われています。AIに感情を持たせることは、科学者や哲学者の間でも意見が分かれており、まだ決着がついていません。


 技術的な解決方法としては、AIに感情を模倣する能力を高めることが考えられます。例えば、チャットボットやソーシャルロボットのように、人間の表情や声のトーンから感情を認識し、それに応じて反応する能力を持たせることです。このように、AIが感情を「理解」し、「反応」する能力は、ビジネスや製品開発において重要な役割を果たします。しかし、これはAIが感情を「持つ」こととは異なります。


 ――


Q3.人間の書く小説とAIの書く小説を比較した場合に、AIの小説が優れている点、特徴などあれば教えて。


A3.人間の書く小説とAIの書く小説を比較した場合に、AIの小説が優れている点や特徴は以下のようなものが考えられます。


 ・AIの小説は、大量のテキストデータから学習することで、多様なジャンルやスタイルの作品を生成することができます。AIは人間の作家にはない知識や発想を持っているため、新しい表現や物語を生み出す可能性があります。

 ・AIの小説は、人間の作家よりも高速に作品を書くことができます。AIは時間や疲労といった制約を受けないため、短時間で多くの作品を生成することができます。また、AIは自動で文章を添削や改善することもできます。

 ・AIの小説は、読者の反応や要望に応じて、作品を変更したり、追加したり、カスタマイズしたりすることができます。AIは読者の嗜好や感情を分析することができるため、読者に合わせた最適な作品を提供することができます 。


 以上のように、AIの小説は人間の書く小説とは異なる特徴やメリットを持っています。しかし、AIの小説にはまだ多くの課題や限界もあります。AIは人間の感性や創造性を完全に模倣することはできず、感情や深みのある作品を書くことは難しいです 。また、AIは自分の意思や主観を持たないため、小説の定義や意義を問い直すことにもなります。AIが小説を書くことは、人間の作家や読者の役割や価値を変えることにもなるかもしれません。


 ――


Q4.人間が小説を書く場合、サポートに徹する形でAIを使用する場合、どのように使うのが理想でしょうか。


A4.AIを使って小説を書く場合には、AIをサポートに徹する形で利用するのが理想的です。AIは人間の感性や創造性を完全に模倣することはできませんが、人間の作業を助けることはできます。例えば、以下のような方法が考えられます。


 ・AIに小説のタイトルやあらすじ、キャラクター設定などのアイデアを提案してもらう。これにより、人間は自分の好みやテーマに合ったアイデアを選ぶことができます。

 ・AIに小説のプロットや構成を作成してもらう。これにより、人間は物語の流れや展開を確認しながら、細部の執筆に集中することができます。

 ・AIに小説の文章を生成してもらう。これにより、人間はAIの生成した文章を参考にしながら、自分の言葉や表現で書き直すことができます。

 ・AIに小説の文章を添削や改善してもらう。これにより、人間はAIの指摘や提案を受け入れながら、文章のクオリティやオリジナリティを高めることができます。


 以上のように、AIを使って小説を書く場合には、AIをサポートに徹する形で利用するのが理想的です。AIは人間の代わりに小説を書くことはできませんが、人間の創作を助けることはできます。AIと人間の共創が、新しい小説の可能性を広げるかもしれませんね。


 ――


Q5.AIの書く小説が完全に人間を超える日は来るでしょうか。来るとしたらどのくらい先だと思いますか。


A5.AIの書く小説が完全に人間を超える日は、現在の技術では予測できません。AIが小説を書く能力は、近年になって急速に発展していますが、まだまだ人間の感性や創造性には及ばないと言われています。AIが小説を書くには、以下のような課題があります。


 ・AIは感情を持たないため、感情的な反応や共感を生み出すことが難しいです。小説は読者の心を動かすことが重要ですが、AIは人間の感情を理解することができません。

 ・AIは自己意識や主観性を持たないため、オリジナルの作品を作ることが難しいです。小説は作家の個性やメッセージが反映されることが重要ですが、AIは自分の考えや意見を持ちません。

 ・AIは膨大なデータや知識を利用することができますが、それを創造的に組み合わせることが難しいです。小説は新しい発想や表現が求められることが重要ですが、AIは既存のパターンに従うことが多く、予測可能な作品になりがちです。


 以上のように、AIが小説を書くことには、まだまだ課題や限界があります。AIが小説を書くことは、人間の創造性や感性に挑戦することでもあります。AIが人間を超える日は、いつ来るのか、また来るべきなのか、それは私たちが考えるべき問題かもしれませんね。


 ――


 いかがでしたでしょうか。

 反響があれば、別の質問もしてみたいと思います。


 参考になったと思う方は、★や♥などの高評価、フォローをお願いします。

 また、作品の方も読んでいただけると嬉しいです。泣いて喜びます。


 『はじけろ!コーラ星人 ~残念宇宙人が地球にやってきた~』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330668583939769


 『黒髪の美少女ですが、繰り上がりで魔王になったので徹底的に魔界を改造しようと思います』

 https://kakuyomu.jp/works/16818023211992887275

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

小説を科学する ~書きたいけど書けない、そんなときに~ @keionpu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ