理想のはなし

 ぼくは、すごい人たちの名言を見て、考えて、自分なりの解釈をすることがすきだ。馬鹿みたいに悩みまくってるぼくがしてる、趣味みたいなこと。ぼくにとって、素敵な言葉を残す人達はいつもいつも輝いているんだ。

 

 さて、今日の本題に行こう。これを読んでる人に問いたい。

 

あなたにとって、理想の人はどんな人ですか。

あなたは、どんな人になりたいですか。


急にこんな質問投げられて「は??」ってなりましたよね。

あ、すみません。偉そうにしてるとかじゃなくて、ただ聞いてみて考えてほしいだけなんです。心理テストとかじゃないんですけど。

ぼくは、理想の人がいます。明確に「こうなりたい」「ああなりたい」はある。具体名出せるくらいにはある。名前出していいのかわからんので出さないけど…

ぼくにとっての理想の人間は、


何やっても楽しそうに生きて、それでいてちゃんと人間らしさがある人。


何事にも真摯に、丁寧に向き合って、それで、「楽しそうに」生きる人にぼくはなりたい。ただ「楽観的」っていうわけじゃないんです。楽しむときは楽しんで、もちろん、間違えるときは間違えて、落ち込むときは落ち込んで、しんどい時は泣いて、暴言吐くときは吐いて、でもちゃんと迷惑かけた人に謝れるような人間に、ぼくはなりたい。

「生きること」って人に間違えて、迷惑かけて、ぶつかって、謝って、成長するの繰り返しで、しんどい時のほうが圧倒的に多いとぼくは思う。

清廉潔白に、清く正しく、間違うことなく、完璧になんて生きられるわけないじゃないか。


でも、

それでも、


「生きること」に、たった一度の人生を、


いかに楽しんで生きて、いかに笑って死ねるか。


ぼくは、楽しく生きて、いつか訪れるだろう「死」に対して前向きでありたい。

死ぬときは誰かに見守ってもらいたい。泣いて見送られたい。

誰かにとって「かけがえのない人」になりたい。


ぼくの理想と願望は、きっと重くて、面倒なものなんだろう。

なりたい自分がいるから、毎日ぼくは生きている。

なりたい自分がいるから、絶望して、打ちひしがれて、情けなくなって泣きたくなる。

なりたい自分がいるから、未来をまっすぐ見据えられる。

そうやっていつかなりたい自分になった時、「あの人みたいになりたい」と、そう思われて、誰かの指標になれますように。


 なんて今日も暗い空を見上げて、呪文のように唱えてみてる。

…ぼくは、数年後、どうなっているんだろう。

昨日のぼくと今日のぼくはどんな風に違うのかななんて考えて。

笑って幸せをかみしめるんだ

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