確認

紫閻-sien-

朝の忙しい時間帯

みんなが通勤で駅に向かう途中

流れに逆らうように猛ダッシュで家に戻る女の姿が


家に着きドアを閉めたか確認をする これで3回目だ

「OK」 安心したように 駅に向かう


《10分後》


駅に着いて不安になる (鍵閉めたかな?)

また猛ダッシュで家に戻る


家に着き確認すると 家のドアが開いた

(あれ?開いた )


そう思ったのも束の間

目に飛び込んできた光景に驚愕する


血まみれの男が倒れていて その上に馬乗りになって

全身に返り血を浴びながら

血まみれの男を刺し続けている不審者


あまりのことにカバンを落としてしまう

その音で不審者に気づかれてしまう

よく見ると倒れているのは隣の人


(あれ?) 部屋の号数を確認すると 隣の部屋

焦るあまり部屋を間違えてしまった


「すいません 間違えました」 カバンを拾い逃げようとしたが

あっという間に不審者に捕まり

そのまま部屋に引きずり込まれる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

確認 紫閻-sien- @sien702

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ