細部に宿るセンスまで、余すところなくお楽しみ頂けます( ;∀;)

僕はこちらの物語を拝読させて頂き、とにかくもう楽しくて幸せな気分になりました。

例えばですね、良質なアニメを見た瞬間、何を考えますか? 僕は制作サイドの物語に賭ける情熱を一番に感じます。

予算はある意味で絶対ですが、それだけじゃない。それをかいくぐり、作り手の熱い情熱が炸裂した面白いアニメは数多く存在します。低予算ながらヒットした「けいおん!」、「シュタインズ・ゲート」など皆様もご存知かと思います。

さて、こちらの物語、わずか1万文字(低予算?)以内で、暑い情熱を炸裂させた素晴らしい物語です。さらに個人的にすごく好きなポイント、それは!

「細部に宿るセンスのよさ、というかもうセンスの塊? まじ、すごいんですけど!」という事です。

「読ませる!」、ここがどんな物語でも一番難しい所です。

一行を読んで次の行に移る事が苦にならない小説。一般的に多少文才の差があろうと、「読める」は訓練次第でかなり改善出来るポイントなのですが、その更なる先の「読ませる!」に到達するのはやはり独自センスが必須です。

こちらの物語はそのセンスの塊だと私は思います。クスッとポイントがめっちゃ多いです(笑)。

ですので、強くお勧め致します。

まさにグイグイ来るを体現したような物語です。そしてとにかくおもしろいです。僕の味わった楽しい時間を、お読みになられた全員に感じて欲しいなぁって思います。

皆様、是非宜しくお願い致します( ;∀;)