毎日書けるようになるコツ
富本アキユ(元Akiyu)
第1話 毎日書けるようになるコツ
皆様、あけましておめでとうございます。
富本アキユです。
私は今年、長編作品(10万文字越え)を5本完成させることを目標に頑張ります。
よろしくお願いします。
さて皆さん。
年も明けて、今年こそは小説頑張って書くぞ!!
そんな意気込みを持って2024年を迎えた人も多いかと思います。
一週間が経ちましたが、どうですか? 毎日書けていますか?
ここを見ているあなたは、ちょっとやる気が落ちかけてる。いや、すでに毎日書くと決めたのにサボッてしまったなんて人もいるかもしれません。
そこで今回は、「Akiyu短編集~千物語~」400文字の短編を2年で累計1500本書いた私が、毎日書く為のコツをご紹介したいと思います。
このアキユ流を試せば、毎日書けるようになります。
それでは早速、ご紹介していきます。
1.書くことを習慣化する
皆さんは毎日、歯を磨きますか? 毎日、お風呂入りますか?
大体の人は、イエスと答えるでしょう。
歯を磨いたり風呂に入る事って、確固たる意志を持って、よし!!今日も絶対に風呂に入るぞ!!なんて意気込んだりしないですよね。
「だめだ。無理だ。続かない」なんて思ったことないですよね。
でも小説を書くとなると「今日は、やる気が出ないからもういいや……」となってしまう。
それは一体なぜでしょうか?
その答えは、習慣化していないからです。
人の脳というのは、習慣化している事には、苦労を感じない性質を持っています。
それを利用し、書くことを生活の一部に取り込めばいいんです。
だから私は「Akiyu短編集~千物語~」を書く時に決めました。
毎日、朝9時~10時は書く時間にする。
そう決めたんですね。
初めのうちは、正直しんどかったです。
ですが、それを毎日、忠実にこなしているうちに、ある日を境に全く苦にならなくなりました。
私の脳がついに、書くことは習慣だと判断したんですね。
それがまず、この話で一番言いたかったことになります。
では、次にどうすれば、習慣化までのしんどい日々を乗り越えられるか書いていきたいと思います。
2.目標を紙に書いて、見えるところに張り付ける
「Akiyu短編集~千物語~」では、400文字の短編を毎日2本ずつ更新していき、1000本の作品を目指すという企画でした。
そのために私がしたことは、紙に「1日2本更新。累計1000本書く」と書き、それを壁の目立つ場所に貼りました。
こうすることで目標が目に入り、モチベーションが上がります。
ですが、スマホもいじってしまいがちです。
そこで私はリマインダー機能を使い、毎日朝9時になると「Akiyu短編集を更新する事」と文字で表示されるようにしました。
そうやって自分の身の回りの環境を変えていき、「あっ、この時間だから書かなきゃ」と自分に言い聞かせる事ができるようになります。
3.毎日、小さくコツコツ
人は、大きな目標をもった時に、最初は物凄くやる気を発揮させます。
そして最初は勢いよく頑張るんですけど、徐々にペースが落ちていく。
こういうのを「竜頭蛇尾」と言いますよね。
最初は竜の頭のような迫力ある大きさであるが、最後の尻尾は蛇のように小さいというアレです。
まさに目標を立てた最初って、そんな感じになりがちなんですね。
だからまずは、計画を立てます。
最初に締め切りを決めます。
〇〇年〇〇月〇〇日までに「△△△△」という作品を完成させる。
こう決めます。
次に締め切りから逆算して、一日辺りどれくらいの作業量をこなせば完成するか決めます。
例えば「△△△△」を10万文字の長編作品としましょう。
これを2024年3月31日までに完成させるとします。
1月1日~1月31日まで プロット作りと構成
2月1日~2月29日まで 初稿完成
3月1日~3月31日まで 推敲完了し、完成
と、例えばこのような計画を立てるとします。
29日で10万文字書くということは、一日辺り3500文字書けばいい。
んー、一日3500文字は辛いか?
なら構成をこう変えよう。
1月1日~1月15日 プロット作りと構成
1月16日~2月29日 初稿完成
3月1日~3月31日 推敲し、完成
45日で10万文字書くということは、一日辺り2300文字。
まあこれくらいなら大丈夫か。よし、これでいこう!!
というような感じで、修正して自分に合うスケジュールを立てていきます。
ということで、毎日小さな達成可能な目標を掲げるというのが大事になります。
その小さな目標を達成していってれば、気づけば大きな目標を達成している。
そういう風になるように計画を立てればいいんですね。
今年も健康に気を付けた楽しく書いていきましょう。
それではまた!!
毎日書けるようになるコツ 富本アキユ(元Akiyu) @book_Akiyu
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