10月の投稿。満月の指笛

 短歌をやっていた月だった。

 もともと読むのは好きで、でも詠むのは無理だなと思ってた短歌、急に「あ、こうやればいいのでは」みたいなのがわかった。客観的に評価されるわけではないが、自分でやってて楽しくなる方法が急にわかった感じ。

 なんか短歌って日常のふとした瞬間を上手いこと言い表し合戦みたいなイメージしかなかったんだけど、そうじゃなくても自分で楽しい満足する詠み方がわかってきて俄然楽しくなった。

 たぶんもっと想像と空想で言葉遊びができる。一番短い物語かもしれない。

 投稿サイト「うたの日」にせっせと投稿してるので(評価はダメ)そのうちこっちにもまとめたい。



 さて肝心の小説、いやまあどちらが肝心でも重要でもないんですけど。今月カクヨムに投稿したもの。


【満月の指笛】

 いつもながらタイトルのセンスがない。すごくネタになるほどのセンスの無さではないが地味に普通にただ良くない。まるで私のつまらない人間性のようだ。


 自主企画、しろわん!に参加。いつもそそるお題だと思ってたからやっと思いつけて嬉しい。

 キーワードではなくキャラクターを指定するお題っていいですね。自分もやろうかな、と思ったけど性癖が出そう。

 四人のキャラクター。こういうので関係性やパワーバランス、感情のベクトルを考えるのが好きすぎる。二人組が好きなんですよ私は。なら四人組だって好きに決まってるじゃないですか。

 四人の旅のちょっとした事件の短編みたいなイメージで書いたけど、四人が一緒にいる理由や経緯なんかがもりもり浮かんでおり改めて長編で書こうとしています(当初のレギュレーションは6000字以内)。


 三十一文字の短歌に励んだり、十万字の長編を考えたり、メリハリのある月である。

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書いたものについて書く 芳岡 海 @miyamakanan

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