転移少女の知識を駆使した復讐劇第三巻

とうとう元軍師からの謀略に相対する麗央那。翠さまに呪詛を掛けた首謀者に鉄槌すべく、元軍師の謀り事とは知らずに勧まれるまま後宮の元軍師の姪が妃の侍女として任に就く。ある妃の誤解が招いた嫉から命の危険にあったり、自らの異能に気付かされたりしながらも、後宮行の誘い自体が今回の陰謀の一つと知ることで、首謀者を炙り出せた手腕には感動しました。
最後には、龍神が現れ、しかも龍神の背中に乗り宮中・都上空を飛び回る様は、想像を超えた異様とも言わざる得ません。
今後仲良しトリオは同じ方向に進むのでしょうか。
それと、自身の異能を認識したことで、転移したことが偶然ではなく必然であったことが記されていくのでしょうか。

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