編集済
麻田さん。
圧縮版から45話に飛んだら主役が保科君になっていたのでびっくりしました。
普通の人だけど、気持ちのいい人ばかり出てくる、爽やかな小説でした。バンドは全くの門外漢なのですが、丁寧な作り込みで、彼らの日常が理解できたような気持ちになれました。
パラパラとお星さまを振らせておきますよ。
他の小説もちょこちょこ読ませて頂きますね。
作者からの返信
小田島さん。
本編お読みいただき、そして、コメント&お星さま有難う御座いますm(__)m
コメントの返信が遅く、どこがどこに繋がっているのか説明が出来ず、申し訳ございませんm(__)m
このシリーズは、ほぼ音楽的表現を出さないバンドもの(実力不足の言い訳)を目指しておりますので、バンドや音楽経験の無い方にもお楽しみいただける事を考えながら書き進めておりました。
本編内でも語られるのは、ほぼ心情描写です。
果たして、バンド物だったのかも怪しくなってしまいます(笑)
ですので、青春ものとさせていただきます(笑)
スピンオフの方からこちらをお読みいただけた事が本当に嬉しいです!
小田島さんの作品にも近くお邪魔させていただきますので、その際にはどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
最後まで読ませてもらいました。なるほど、前に僕がしたコメント、確かにネタバレになっちゃいますね。失礼しました(笑) 面白かったです。
作者からの返信
夏目さん。
先ずは『読了いただき、誠に有難う御座います!!』
途中の鋭い指摘にどう返すべきか悩みました(;^_^A
とはいえ、そういう想像をしながらお読みいただけた事が、作者としてはとても光栄で嬉しいです。
この作品もカクヨムコン9を見据えて公開した作品でしたが、不慮(不注意)の事故により、審査対象外の作品となりました(詳細は過去の近況ノート『アトガキッ!!』に記載してあります。よろしければそちらも拝読していただけると有難いです)。
ですが、再アップして、こうしてお読みいただけた事が非常に有難く、本当に嬉しいです。
そして、『面白かった』という一言がいただけて光栄でございますm(__)m
「本当に、本当に有難う御座いました」
いろいろあります。
それがいっぱいあります。
これだけ、感情移入という言葉を使っていいと思える作品に出会えたこと、すごく嬉しいです。
その後であるこの最終回も、姉御の保科の呼び方。
池上との関係が二年経ってもしっかりと続いていること。
最後の最後で登場したボーカル、とおちゃん。
なによりも、バンドを、音楽を続けられている保科守。
涙を流すとは別の感動を実感しました。
おつかれさまでした。
これだけの作品を書き上げた麻田 雄さんはすごい!
間違いなく、今の私に影響を与えてくれた作品。
『アドバンッ!!』
この作品にスタンディングオベーションを!
アンコールを!
そして、やっぱり最後はこの言葉を送りたい。
「完結おめでとうございますっ!!」
作者からの返信
西之園さん。
先ずは……
「読了いただき、誠に誠に有難う御座いました!!」
本当に、この感謝の気持ちを伝えたい事が一番です。
更には、過分な評価をいただけた事がとにかく嬉しいです。作者冥利に尽きます。
最終話のエピローグ部分を付け加えるかどうか、実は判断に悩んだところでしたが、結果的には付けて正解だったと今は思っております。
細かなご感想をいただけた事により、私も再度作品に向き合う機会をいただけた事も感謝いたしておりますm(__)m
もし、お時間の空きがありましたら、少し前の近況ノートに『アトガキッ!!』というものが御座いますので、そちらもお目通しいただけると有難いです。
そちらでは、タイトルの意味やその他制作裏話(駄文)、また続編への考え方などを綴らせていただいております。
本当に色々な場面で、いただいたコメントに勇気付けられておりましたので読了していただけた事が有難くもあり、寂しくもあります……。
この辺は西之園さんの作品『M・ブラスト!!』『ON・楽!』にお邪魔させていただくことで解消させていただきます(笑)
お礼の言葉、作中で語り切れなかった裏設定等々のお話はまだまだあるのですが、それをここに書くと、それこそ短編小説が出来上がってしまいそうなので割愛させていただきます。
余談1としまして、現在『アドバンッ!!』のほんの一部改訂版(内容は変わりません)を、某投稿サイトの『青春モノ』のコンテストに応募中です。
余談2としまして、私もバンド時代のメインギターはレスポールでした(ゴールドトップではなくスタジオのラッカー塗装全剥がしという仕様でした)
せっかくですので、そちらのギターの一部仕様を記しておきます。
・1995製 レスポール・スタジオ
・プレーンメイプルトップ・マホガニーバック(ウェイトレリーフ加工は有だと推測されます)
・PU F:Seymour Duncan SH-1n R:Seymour Duncan SH-55b
・ペグをクルーソンからグローバータイプに変更(GOTOH製)
・ブリッジをニッケル製へ変更
・リアはTONEポッドスルー
・フロントはオレンジドロップに換装
のような仕様だった気がします(手を加えすぎてよく覚えていませんが……)
未だに手放せず所有している一本です。
本当にどうでも良い駄文で、もの凄く長文になってしまいましたが、大事な事なのでもう一度言わせてください
「本当に、本当に、有難う御座いました!!」
遅ればせながら、完結おめでとうございます!
のんびりと読ませていただきましたが、バンドの行く末やメンバーの関係がどうなるのか楽しみでした。
解散というほろ苦さはありましたが、池上を加えて再出発……二年後も順調と、明るさに満ちたラストは好い読後感ですね。
執筆お疲れさまです。
面白かったです。
作者からの返信
プロエトスさん。
読了&コメント誠に有り難うございますm(__)m
初期の頃から応援いただき感謝しかありませんm(__)m
思えば、一度誤操作で消してしまう前に、プロエトスさんから頂いたコメントで、初めて作品内容に深く触れたコメントを頂けた事が「読んでくれている方がいる」と、勇気づけられた事を憶えています(コメント&レビュー含め、全て消えてしまった事が非常に申し訳なく遺憾ではあります)。
その気持ちから、完結まで作成し、こうして読了コメントを頂けた事が非常に有難く嬉しいです。
そして”明るさに満ちたラストは好い読後感ですね”という、私が本作で描きたかったものを総括するようなお言葉をいただけた事が、至極光栄であります。
有り難うございましたm(__)m
※少し時間が掛かってしまうかもしれませんが、プロエトスさんの作品へもお邪魔させていただきますので、その際にはよろしくお願いいたします。
ゆっくりですが読了致しました。
まずは完結お疲れさまでした。素晴らしい作品に出会えて、とても良かったです♪
途中から「もう主人公と池上と姉御でやったらええのに」と思ってたのが実際その結末になってて満足というか、です。現実のバンドでの縺れなんかだと良くない解散に終わる事が多い中(自分の周りでは、ですが)良い終わり方だったと思います。
大学生編も是非機会がありましたら描いて欲しいです。この作品を読んで自分も青春時代の全てを掛けたバンドというものをテーマに小説を書いてみたい、と思わせて貰えたのでいつか、書いてみたいなと画策中です。
作者からの返信
完結までお付き合いいただき誠に有り難うございますm(__)m
感謝の言葉しかありません(語彙力不足で申し訳ありません)。
実際、初期の想定で完成していたラストへ、遡って描くような形で『カクヨム版』(他バージョンはWEB上には存在しませんが……)は作成した物でした。
正直、序盤はあまりに平凡過ぎて、バンド経験など無い方からすると、かなり退屈じゃないか?と、思ってはいました。
ただ、楽器を始めるところからの細かな色々が無いと、ラストもしっくり来ないし、何しろ自分が書いていて面白いと思える作品にならなかったので、大分長い助走ですが、今回の形に落ち着きました。
経験の豊富な方に楽しんでいただけたというのは、本望であり、思惑通り?ではあります。
続編につきましては、他の方からもご要望はいただいているのですが、申し訳ない事に考えておりません(そこから先の世界になってしまいますと、なかなか作品の”爽やかさ”が失われてしまう事は、川中島さんならば、何となく想像が出来てしまうと思います……)。
可能性としてあり得るのは、スピンオフではありますが、これについても躊躇している部分ではあります(この部分については、近況ノートの『アトガキッ!!』にて、少し触れさせていただいております。お時間があれば、そちらもご覧いただけると嬉しいです。(尚、序盤は物語と関係無い話になってしまいますので、読み飛ばしていただいて構いません)
川中島さんが描くバンドモノ。
是非とも拝読させていただきたいです。
それがもし『リアル』方面では無く、例えば『ファンタジー』にしたものであったとしても、根っこがそこにあれば、好きな人は好きだと思います。
同時に、私も少し音楽もバンドも関係の無い、ファンタジー物を始めてみようかと画策中ではあります……。(現代ドラマは、なかなかに注目され辛いジャンルではありますので……)
と、いまいち纏まらない話になってしまいましたが、先ずは純粋に『アドバンッ!!』に最後までお付き合いいただき、本当に有り難うございましたm(__)m
※もし、他作品をお目通しいただいた場合、『F17』に関しましては『アドバンッ!!』とは一切関係の無い物語ではありますので、そこだけはご了承ください。
姉御が「守」「健介」ではなく、池上は「池上」のままってところに、主人公と姉御の距離が近くなっていることを感じます。でも、保科は「姉御」呼びのままかな?
京都では、ミヤちゃんが「尊くん」と呼んでいたら良いのにな~。
運転については、姉御は、保科の運転は信用している=保科の運転する車に乗ったことがある。バンドの送迎?2人で遊びに行った?想像が膨らみます。
保科と宮田は受身同士なので、保科には引っ張ってくれる姉御の方が良いと感じながら読みました。2年前の保科では「頼りない」と思われただろうけど、成長した保科なら受け入れてもらえそう。でも、個人的には、交際はせずに、ずっとバンドを続けていく戦友、もしくは、放っておけない弟分や舎弟(?)であってほしい。
保科は、高校時代よりは成長したんだろうけど、時々はウジウジモードになって、池上と姉御が「また悪い癖が出た」と尻を叩いてくれる光景が想像できます。
あえて、〆がとおちゃんなのは、「新生」のイメージかな?
バンドや人間関係の描写のみでなく、ポンコツ車も、作者様の実体験込みですか?
作者からの返信
2周目の読了、誠に有り難うございますm(__)m
かなり色々な部分を補完させていただき、ほぼ全ての物語の内容をご理解いただけて本当に嬉しいです。
では、先ず、ラストの遠月での締めについてですが、単純に登場機会が無かったので、少しでも個性を出そうとしたのと、”新しいバンド”の雰囲気を少しでも伝えられるかな?という部分が大きいです。
コム時代を過去として強調するパーツにもなって貰いましたが……。
そして、車についてですが、私はバンド時代、普通車(むしろスポーツカーに分類される車)にメンバーの機材を詰め込んでました……。趣味のせいもあります……。ただ、他のバンドを見ると、やはり結構くたびれたバンで移動してるバンドも多くて、逆にそこに格好良さと憧れもありまして作中では使わせていただきました。
そして、本題の2年後の関係性についてですが、ここについては、本当に何も考えていません。唯一、意味深な感じで入れさせて貰ったのがご指摘の”呼び方”くらいでしょうか。
ある意味、最終話が最も『未完成』な作品ではあります。
最終話、もといその先の物語に関しては、読んでいただいた方々の想像に全て委ねる、というのが作者の裏設定です。
その為、続編についても作成は考えておりません。
もし、書く事があるとするならば、他の登場キャラクター視点の『アドバンッ!!Side〇〇』みたいなものか、遠月主人公のスピンオフ(過去)くらいかと思いますが、それもあまり現実的ではありませんね……。
細かく読んでいただいたので、嬉しくて長文になってしまいましたが、お読みいただき本当に有り難うございました!!
※内容については既に補完する部分はありませんが、近況ボードの方に『アトガキッ!!』という、タイトルについての話などを載せておりますので、時間があればそちらも見てみてください。
完結、お疲れ様でございました!
残り話数が短いのに気づき、もったいなくて、ちょっと温めていたのですが、ついに読み切ってしまいました・・。笑
青春のキラキラした部分だけでなく、むしろ食欲がなくなってしまうくらいの辛い部分をちゃんと描いているのが、とても刺さりました!
あれですよね、その辛い部分の方も実はキラキラしていたのだと、後から気付いたりもしますよね。
ここまで素敵な経験はしていませんが、、
毎日が感情のジェットコースターのような高校生のあの頃に本当に戻った気がしましたよ!
きっと、2年前のことをふと振り返ることもあると思いますが、
爽やかな1話で終わるのも好きでした!
素敵な作品をありがとうございました!!
あぁ、仲間達のファミレスに行きたい。笑
作者からの返信
ミズさん
読了いただき、そして、沢山のコメントをいただき、本当に有り難うございますm(__)m
読んでいただき、感じたお言葉をいただける事が凄く嬉しいです。
現代のWEB小説のニーズに合わせた場合『辛い部分を入れるのってどうなのか?』という、葛藤がありましたが、この物語はそこが無くては成立しないと考えていましたので、そのまま……いえ、むしろ、そこを加筆しました。
仰る通り、時が経てばその辛さも『いい思い出』に変わる事もあるし、それ以上に、そう変えられている『未来』になっていて欲しいなぁ、という作者的願望があったとは思います。
ミズさんにもそう思って頂けたのならば、実に光栄です。
なかなか読むのが遅くて申し訳御座いませんが、作品の方にもお邪魔させていただきますので、その時にはどうぞよろしくお願いしますm(__)m
(今日も元気に養分になってきました!)
完結おめでとうございます。
一度消えてしまいましたが、また連載を始めるところが、作品外のことですが、凄かったです。
そしてラスト。
エンストしてますが(笑)、それはそれで良いと思えるところが面白かったです。
順調だったり、そうでなかったり。
そういうのが青春というか人生というか……とにかく、面白かったです。
それでは、完結お疲れさまでした。
ではではノシ
作者からの返信
読了後のコメント本当に有り難うございます。
当初は、カクヨムコンを見据え投稿開始した為、自身の不注意により、作品を消してしまうという事態に茫然自失したのは確かです。
ですが、それは作品、もとい読んでいただいた皆様には全然関係の無い事で、何が自身の歓びかを考えた時に考え方が変わりました(実際、遅れても再チャレンジ出来ると誤認していましたが……)。
結果としては、描き切って良かったです。
読んでいただいた方々の”面白かった”というお声を頂けた事が何よりも歓びに感じております。
本当に有り難うございます。
(『アトガキッ!!』に何を書こうか、悩み中ですが……)
完結おつかれさまでした!
宮田さんとはもうどうにもならないのかな~と思っていたら、やっぱりどうにもならなくて。目をそらして向き合うことができないところなんかは、思春期らしいというか等身大の高校生だなと思いました。妙にリアルというか、封印していた記憶のフタが開いてしまいそうで複雑な心境でございますw
最終話では、新しいメンバーを迎えて再スタート。希望のようなものを感じました。
姉御が最後までついてきてくれたのも嬉しいですね。ずっと池上君も一緒にバンドやればいいのにと思っていたのですが、最終的には一緒に組むことができて良かったと思います。とおちゃんはよくわからないですけど、ヒロイン格のオーラを感じます。まぁ私個人としては、姉御とくっついてほしいですけどねw
面白かったです。おつかれさまでした。
作者からの返信
有り難うございます。
読み込んでいただけていた様で感謝の言葉しかありません。
本当にそれしか出てきません。
色々な思い出を織り交ぜながらこの作品を作り上げていました、私自身、色々なパンドラの箱を開けていた感はあります。
自身の経験、友人の話などを思い出しながら、実際問題、物語として体を成せていたのか?と、不安はありました。
物語の前半はかなり退屈であると理解していたからこそですが……。ですが、それが無くては後半の盛り上がりが活かせないと感じていたのも事実です。
”面白かった”というお言葉を頂けた事が何よりも救いになります。
その後の展開については想像にお任せする事になってしまいますが……。
本当に、本当に有り難うございました。
その後の展開はお読みいただいた方々に任せるのがベストだと思い、この作品は完結とさせていただきます。
毎日、更新が楽しみでした!
学生時代には出来なかったバンド活動も社会人になって叶いましたが、
こんな最高なビタースウィートな青春があったらなぁ?と、
羨みながらストーリーに思わずのめり込みました。
そして楽器を手に取った最初の頃、はじめてのライブ等の緊張や描写、
仲間との成功共有の昂り、
そんなバンドならではの心情もとても共感出来ました!ありがとうございました。
ラストの二年後の、
また続きが読めれば嬉しいなぁ・・・
作者からの返信
完結までお付き合いいただき、誠に、誠に有り難うございます。
バンド経験のある方に楽しんでいただけたのは非常に嬉しいです。
皆、それぞれ違う音楽観がありますので、敢えて細かい音楽描写をしない音楽物を目指しました(筆力不足の言い訳です)。
情景を読んでいただける方の想像に丸投げしてしまっている感もありますが……。
アンコールのお言葉はとても嬉しく感じております。
ですが、この作品に関してはこの終わり方がベストだと一周回って感じましたので彼等のストーリーの続きは読んでいただいた方の想像にお任せする事にしました。(元はかなり昔に書いた作品でしたので、続編の構想もあったのですが、個人的にしっくり来ませんでした)
多少、二年の間の状況変化を感じさせる言葉などを含めてありますが、そこも読者様の想像にお任せします。
ここまでお読みいただき、誠に、有り難うございました。
P.S 気が向いたら、単発で何か書く可能性はありますが、「それは、また、別のお話」
長編の完結おめでとうございます!
メタ的ですが一度消えてしまったにも関わらず、最後までがっつりと熱意を込めて書き続けるのはそうとうの労力があったかと・・・
そして最後の締め。めちゃくちゃいいですね!
車に乗り込んでのドタバタ劇・・・と思いきや、最後でもこれからもこうやって「走り続けるんだ」ということがめちゃくちゃ伝わってきます!
個人的にバンと青空がめちゃくちゃ似合うと思っているので、とても素敵な最後、そして魅力的な作品をありがとうございました!
作者からの返信
赤ひげさん。
作品を一度消してしまったにもかかわらず、最後までお付き合いいただき、更には、コメント&再レビューまでいただき、誠に、誠に有り難うございます。
こういったお言葉を頂けると、最後まで描き切って本当に良かったと実感できます。
なるべく読了後に爽快感を味わっていただけるようなラストを模索したつもりです。
一話前でラストを迎える構想もあったのですが、エピローグ的なラストを付け加えた方がより、物語の「青くささ」を際立たせられると思ったのです。
仰る通り、青空の下走り出す風景を想像しておりました。
その風景を思い描いていただけた事が何より嬉しいです。
本当にどうもありがとうございました。
休日なので一気に読ませていただきました。
描写自体は淡々としているのですけど、イベントが次々と起こることもあって引き込まれました。
主人公の保科守くんの思考が、高校2年生頃の私のような目立たず自信のない生徒の思考そのもので共感いたしました。
ただ、客観的に読むと、彼には本当にイライラしますね。
決断するべき時に決断せず、機会を逃した自分を認められず後で結果が出た時に後悔し苦しむ。
でもそれが若い証なのかも知れません。
自身の甘さに気づくきっかけをくれた姉御がいてくれたことが保科くんにとっては幸運でした。
私も姉御みたいな人がいてくれたら高校生活バラ色だったかも。
恋愛的な意味も多少ありますけど、何と言ってもドラマーは非常に貴重なので。
解散後もついてきてくれるのは、私の中ではハッピーエンドです。
良い作品をありがとうございました。
作者からの返信
桁くとんさん。
読了いただき誠に有難う御座いますm(__)m
保科に共感しながらお読みいただけた事が本当に有難いです。
そして保科のイラっと部分を感じた読者様は他にも多くいらっしゃいまして(というか、読んだ方のほとんどが感じる部分なのかもしれませんね汗)、その部分を説明する際に、この物語の中で最も”子供”なのが保科だったという解説をしております。
実際、彼をそう設定したからこそ成長を描き易かったというのも事実です。
保科の一人称視点という事で、今回のようなお話になっていますが、他の登場人物視点だと、物語全体の見え方が大きく変わる作品ではあります。
実は全体の細部にほんの僅かだけ”裏設定”を表面化させていたりもするんですが、殆どの方に気付かれていないと思います(読者の方からいただいたコメント欄にて、疑問点としていただいた際に裏設定を一部公開しておりますので、そちらをお読みいただいたりすると、保科以外の登場人物の裏側が少し見えるかもしれません)。
姉御に関しましては、結果として一番人気のあるキャラクターになった気がします。
とはいえ、物語が完成している状態から公開し始めましたので、ある程度そうなる気はしていました。
なので、前半はあまり目立たせる事無く、単に”バンドメンバー”としておりました。
あと、エピローグ時の保科との関係性については……
私は何も考えておりません。
想像にお任せするのが一番良いかと思いまして……
この部分が"Bloom story"から”47話”を補完する障害になっております。
と、このお話は”Bloom story"の方で少し語るとしますね。
先ずは、読了いただき本当に有難う御座いましたm(__)m