第3話 静かな教室
クラス中はシーンとなりみんな茂の方を見ていた。
彼女は言った。
「初対面で告白...はちょっと意味わかんないかなw」
クスっと笑いながら茂に言い放ち、さっきまで話してたクラスの女子と、
何事もなかったかのように話し始める。
「ど、ドンマイ!」かける言葉がそれぐらいしか見つからなかった。
「ま、まぁ?お互いの事?何にも知らないしまだいくらでもチャンスあるよな!?」
生き生きと淡い希望を抱いているなと、心では思ったが、本人に言ってしまったらさすがに立ち直れなそうだ。
ガラガラガラ~
吉田先生が来た瞬間みんなおしゃべりをやめて、自分の席へ戻っていった。
吉田は怒ると面倒くさいのであのゴリラの逆鱗に触れないように、みんな気を付けている。高校初日の朝、クラスの石川がちょっとふざけただけで1時間丸々説教された、本当にイかれてる教師だ。
「よ~しホームルーム始めるぞその前に、転校生を紹介したと思う前に来てくれ。」
「はぁ~い!」めんどくさそうに言って、テクテク教卓まで歩いていく彼女、クラスの男子たちは、目が釘付けになったかのようにジロジロと見ていた。
「自己紹介を頼む」
「はい!」
君の命日に、僕の思いを語るよ。 無味 @YoDes8211
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