あなたもただ凍りつくしかない……この蘇った“魔導書の恐怖”の前に……。

狂気の魔書。
チェンバースやラヴクラフトによって確立されたこの恐怖はしかし、多くの恐怖小説の道具立てと同じく、早くもその瑞々しさを失いつつあります。

もしも、その乾いた魔書に、ふたたび、邪悪な生命が吹きこまれたとしたら?
詳細、かつ重厚な筆力という魔術によって、黄泉返ってきたとしたら?

ふたたび生命と恐怖を取り戻した魔書の前に、あなたもまた、特殊部隊のメンバーと共に蹂躙されるしかないでしょう……。