エンドロール
ト書き:男、呻き声を上げながらファミレスから退店していく。男の子は座り込んだまま呆然としている。女性はそんな男をじっと見る。返り血を浴びているが気にもしていない。
男の子:ああ、ううう。
女性:無理もないわね。でも、これがあらたな始まりなのよ。
男の子:どうすれば、どうすれば。
女性:私が教えてあげる。だから、私の向かい側にすわりなさい。
ト書き:男の子がゆらりと彼女の反対の席に座るところで暗転していく。幕が完全におりるまでのあいだ、殺戮機構の轟音と悲鳴がひびきつづけている。
全自動少女殺戮機構 緑茶 @wangd1
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