あとがき

 今回の三題噺は「鏡」「龍」「日」。

 注目したのはやはり、「龍」。

 竜というと、西洋のドラゴンのイメージですが、龍となると東洋の蛇に似た姿。

 そういうイメージで考えるも、なんだか規模が大きすぎてどうやって書こうかと思う。

 そこで、規模が小さい存在を探して、蜃という存在に至る。

 その姿は、貝あるいは龍という存在ですが、なんだかあまり規模が大きくないので、妖怪退治的なお話にしやすいと考える。


 登場人物は、古神道の天神聖治。

 これまで幾つか書いてきましたが、姉・弥生との絡みが多いのが特徴でした。

 せっかく古神道の霊術を受け継いで居るのに、使い所が無かったので、ようやくそれらしい活躍をさせることができて良かったです。

 以下、登場作品です。


https://kakuyomu.jp/works/16817330649795187849

『雪降る夜の一夜酒』

https://kakuyomu.jp/works/16817330651502061675

『使いかけの香水』

https://kakuyomu.jp/works/16817330653848349023

『合わなくなった指輪』

https://kakuyomu.jp/works/16817330660010491376

『七夕の夜に』

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蜃の夜 kou @ms06fz0080

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