8話 137号室への応援コメント
入院中、病棟で山口百恵の歌ばかり歌うおばちゃんがいた。
『怖くなーい、怖くなーい』と暇さえあれば歌うおばちゃん。
あの山口百恵の曲は何という曲だったんだろう。
外来でうさ耳のカチューシャを付け、『俺、ハーバード大学の2年生』と申すおじちゃんと出会った。しかも、おじちゃんの頭ツルツル。
閉鎖病棟で出会った強烈な人たち。
読みながら思い出しました。
でも、みんないい人だった。
作者からの返信
今思い返すと、たしかに独特な人はいたけど、詩歩子さんの言うように、患者さんはみんな良い人でした。みんな優しくて、気さくに話しかけてくれました。“良い人”だから病んでしまうのかもな、と当時思いました。
編集済
最終話 よかったねへの応援コメント
投稿お疲れさまでした。
すごく面白かったです。
始終漂う閉塞感やタルパの描写が生々しくて引き込まれました。
死ぬ理由が"子供ができたから"というのが二人の精神性というか、破滅願望が伝わってなんとも言えない気持ちになりました。
unknownさんの小説は会話とかが明るいようですごく暗かったり、その逆に一見暗いのにものすごくくだらないことを考えてたりもします。
その独特の雰囲気が僕はすごく好きです。
この小説も上手く言葉にできない不思議な魅力を持っていたと思います。
主人公はお医者さんが未来になんとか希望を持たせようとしたり、親が生きるように言っても全く耳を貸さずぐるぐると行き止まりのような思考を続けていました。
ですが自殺を肯定して一緒に死んでくれる人が現れた途端、行き止まりから抜けて刹那的に死へ進むのを見て胸が苦しくなりました。
最後にそれを救いだと言って、あいりちゃんが「よかったね」と伝える場面も印象的でした。
自己肯定よりも自己否定を求めている人の心の中の描写が、とても現実感があって胸が苦しくなりました。
正直unknownさんの小説は感性に訴えてくるタイプで、なおかつ僕も大した語彙がないので魅力をすべて言葉にすることは難しいです。
でもすごく面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。とても嬉しいです。古墳さんのコメントを読んで、自分でも気付いていなかった事に気付きました。
この小説は4年前に自分が精神科に入院している時に書いた小説です。この小説は当時の自分の願望をそのまま出した物だったんだなと、コメントを読んで気付きました。
他にもたくさん褒めてくださり、ありがとうございます。
あと、レビューもありがとうございます。
9話 小説への応援コメント
Unknownさんは確か、エッセイで1位を採ったことがあるみたいですね。
なかなかカクヨムで1位を採るって滅多にないこと。
100万ユーザがいる中での1位ってすごいこと。
それも勲章の一つだし、希望だと思いますよ。
お節介ですが。
作者からの返信
ありがとうございます。
あのエッセイは、詩歩子さんがレビューコメントを書いてくださってからポイントがすごい伸びたので、詩歩子さんのおかげです。
お返しがしたくて、「赤い涙はさようなら」にレビューを書いたけど、また別の作品にレビュー書きたいです。