命の名前
名も知れぬ
花の言葉に
耳すませ
果てる命に
そっと手をふれ
※
散歩していて見付けた名も無い花。
枯れて今にも生命を閉じようとしている姿を見て、何故かその花が種だった頃、芽を出した頃、生命の輝きを最も放ってた頃などを想像してしまいました。
生命は1秒たりとも同じ場所にはいない。
絶えず進んでいき、終わりに近づいている。
そんな当たり前のことを、深く実感してしまいました。
下手っぴ歌詠みの短歌集 京野 薫 @kkyono
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