【エピローグ】
真中しずえ(まなか・しずえ)は
真中しずえが
田畑太一郎(たばた・たいちろう)とは、今も二週間に一度はメールでのやり取りをしている。しかし、その内容は
スクランブル
「マジックショーか」と、歩みを止めた真中しずえは一人
田中洋一は手品が好きな小学生だった。彼は
しかし、なぜだか
しかし、そんな彼は、『夏休み
その事件には、真中しずえだけでなく、田中洋一も
事件のあと、田中洋一の顔からは
真中しずえは、そんな彼のことが
また、
そして、
「洋一君、今は何をしてるのかな?手品が好きだった彼なら、
そのとき、
その後ろ
「今のが真中しずえだよ。彼女のことはもちろん覚えているよね?彼女、大きくなったけど、
そう言ったのは、ボックス
「ふふふ、ここに真中しずえも連れてきていれば、ちょっとした
と、山川カンナは目の前に座っている男に話しかけた。しかし、その男は何も返事をしない。
「そんなに
山川カンナの目の前にいた男は、真中しずえが六年生のときに同じクラスにいた田中洋一であった。
(小説「永遠の秘密2:すれちがうふたり」終わり)
永遠の秘密2:すれちがうふたり ぐまひつ @gumahitsu
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