異世界転生、我が主のためにという作品を書いていますが
絶対神というものが登場します。
こいつらの名前がそれぞれイネービュ、ネウスーフォ、スキアラ、ウナスァーという
名称です。
ロマサガ3を知ってる人ならきっと気付いたはず。
イネービュ、ネウスーフォ、スキアラはまだ良かったんですが、ウナスァーて。
ウナコーワみたいになってまんがな……と思いましたが、結局変えずに使用しています。
830話までいってようやくウナスァー関連がちょろっと出ましたが、未だにどんなキャラにするか迷っております。
主要に持ってこなくてよかった……とは思ったんですけど、もう少しうまくもじるのも
よかったのではと若干後悔しています。
良く使われるのだとダンテとかいわゆる主人公系なのかな。
ミカエルやモニカ、アルベルトとか使いたかったよ……トホホ。
ゲームで主人公の名前をつけるとき、おかしなものにしてしまった過去が誰にもあるだろう。ムーディーな人間ドラマを台無しにし、シリアス展開をシュールに穢し、クライマックスをコントへ成り果てさせたことが。これはその決定的なシーンを描き出した短編集!
というわけであらすじの通り、主人公の名前を変にしたせいで雰囲気がぶち壊される1シーンを綴った作品となりますよ。
怖いのは各話で取り上げられているモチーフがとにかく広いせいで、どれかがかならず読者に致命傷を与えてくることでしょう。やめろそれは棄ててきた過去なのだぁ! という感じで。家庭用ゲームが発売されてすでに数十年、それだけの時が過ぎてもどこかで悲劇は起き続けていて……なぜ人は繰り返してしまうのでしょうね。
それは置いておいても、この場合は主人公の名前となりますが、たった1ワードを差し込むことでお話を崩壊させてしまうシュールさは、妙味と言うよりありません。
胸を掻きむしって悶え狂うもよし、シュールギャグとして笑うもよしですよ!
(新作紹介「カクヨム金のたまご」/文=高橋剛)