なんという愛の深さ。

子供を助けて事故に遭い、ずっと目を覚まさずに眠る男性。それに寄り添い続ける女性のお話です。

クリスマスイブ、今夜が峠と言われて寄り添う女性が思い起こす、これまでのこと。彼女目線で語られる少女時代からの光景は、とても温かくて幸せそうです。目の前に横たわる現実ですら、彼女にとっては愛おしいもので。それが去っていこうとする無情な時が刻まれていくのです。

しかし今日は、クリスマスイブ。奇跡が起こったって不思議じゃない!

互いを想う心が通じ合うことは、何にも代えがたい奇跡のようなもの。
涙なしでは語れない、愛の深さに震えてください。

お薦めします(^^)!

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