【詩】極小と極大の舞い、無限への旅

【詩】極小と極大の舞い、無限への旅

　朝露の雫。

　微小なる生命の蠢き。

　彼らと共に踊る舞台。

　微細な世界の詩。

　甘美にして繊細な旋律。

　花弁の裏で授かる静謐。

　月の微光に照らされ。

　薫風の微かな揺れ。

　葉っぱのささやき。

　言語を超える旋律。

　無音を楽曲に変える無言の魔術。

　一つとなる存在。

　存在する者たちは確固たる意志と共に。

　敬虔に。

　静けさに。

　微細な舞台での踊り。

　小さき存在から視線を外し。

　広大なる風景へ。

　麗らかなるパノラマ。

　聳え立つ巨大な山々。

　生命に満ちた谷間。

　静かに流れ続ける川。

　大地を潤す川。

　愛を孕む川。

　静かに吹く風。

　天に舞う雲。

　生命の活動を照らす太陽。

　共鳴する全ての要素。

　自然界の壮大な交響曲。

　一つとなる各々。

　大いなる組曲を創り。

　心の中で鳴り響き続ける。

　微細な生命から壮大な宇宙へ。

　無限なる彼方を引き寄せる想像力。

　天の舞台を飾る星々。

　回転する銀河。

　静かに流れる孤高の彗星。

　遥かなる空間へ。

　我々と同じ宇宙の一部。

　全ての生命の息吹きと触れ合う瞬間。

　大きなる生命の息吹き。

　永遠なるエネルギーの波動。

　生まれ変わりを繰り返す。

　始まりも終わりも無い変化。

　何が起ころうとも揺るがない喜びの物語。

　人生の山岳と渓流。

　恐怖と喜び。

　困難と成功。

　此の旅路の一部であり全て。

　学び、成長、悲しみ、新たな旅路。

　これらの重なる経験。豊かなる旋律。

　彩られる風景。愛に満ちた生命。

　豊かなる内面。全てが錯綜し、結びつく。調和を保つ全体。

　反応し続ける全て。

　豊かな家族の一部である我々。

　自身の波を乗り越えて。終わりなき旅を続ける。

　言葉では語り尽くせぬ喜びと揺るぎない希望。

　そして無条件の愛が続く旅。

　互いに連動する全て。

　互いに反響する全て。叙情的な詩となる全て。

　全ての存在から紡ぎだす詩。

　極小から極大への連続性の美しさを歌う。