デリカシーの無いヤツとオチャメな魔族
フィステリアタナカ
デリカシーの無いヤツとオチャメな魔族
「
「ふぉふぉふぉ。
あたいはエルフのセーラ。
「で、ババアは好きなヤツができたということで
(はぁ。
「ほう。好きなオヤツができたのか?
(はぁ。タンヤオさあ、
「タンちゃん。おやつは300
「
「含まないぞ。フルーツなら
「ふぉふぉふぉ。では、チョコバナナを
(どこに? この会議は
「それはさておき。ババアはどうしたいんだ?
「ふぉふぉふぉ。わらわは
(タンヤオそれはね。告白じゃなくて
「えーっと。好きだから
「ふぉふぉふぉ。好きだから
(タンヤオ。鏡を見なさい、食いしん坊はお前だ)
「そうだな。オレが言えることは、そいつの
「主、外堀とは
「
「ふぉふぉふぉ。わらわも周りから
(タンヤオ。それはヘンゼルとグレーテル。かりんとうで家を作る
会議(
(漫才をやられたんじゃ、いい方法なんて見つかるわけがない)
ロン
「えっ……」
彼の
(ウソ……)
「ん? ババアどうした?」
「……何でもない」
「あっ、そうか」
あたいは
(なんで。なんでもっと
「これやるから」
ロンはあたいの様子を見て、トイレットペーパーを
◆
「出ねぇ――。あっ、もしもしタンちゃん。ババアが
「ふぉふぉふぉ。待たせたな」
(夏休みの宿題は?)
あたいはロンに
「ちょっと待ってな。カレーを
(カレーは飲み
「ふぉふぉふぉ。主、
◆
「ババア。まあ、飲めや」
あたいのコップにカレーが
(飲めるわけがない)
「主!! 甘くないのじゃ! リンゴとハチミツを入れてコクを出すのじゃ!!」
「リンゴとハチミツか――。
「ふぉふぉふぉ。スモモもモモも
(
あたいは2人が森に
(はあ。バカバカしい。
失恋の
「そっかぁ、あいつらに
ロンが
「ババア。ハチの
(
『ギャー!
(タンヤオは
こうしてあたいは、
デリカシーの無いヤツとオチャメな魔族 フィステリアタナカ @info_dhalsim
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