第2話統合失調症の研究2 ~関係妄想、幻覚妄想~

何年ぶりかに「統合失調症の研究」を再開したいとおもいます。統合失調症の症状って色々あるんですけど。わたしの主な症状は、幻覚妄想、関係妄想、恋愛妄想などです(´・ω・`)。関係妄想というのは多くの統合失調症患者に共通するのですが。


例えばテレビに出てくる著名人が自分と関係があるように感じられる。周囲の状況も絶妙なタイミングで自分を後押ししてくれる。結果、本当に芸能人彼女ができてしまったり、著名人の友達ができてしまったり。ただ、そう考えると「碩学のファインマン」も伊東乾や村田美夏との縁も関係妄想とその結果だったのかなと(´・ω・`)。


小説「Bad Habits」にも書きますが、左巻先生なんかは「根岸君が俺に会いたいっていうんだよ(笑)」とか気さくに応じてくれました。柚里絵も「2015年3月6日にペニンシュラホテルで起きたこと」は覚えていないという。彩花も会いに行ってみるとイチファンの扱いの域は出なかった(´・ω・`)。


全部「関係妄想」が発端とはいえ、わたしには彼らを巻き込む大きな狙い、ナラティブがあった。「社会民主主義革命」「新時局匡救事業」、美少女たちとは結婚も(´・ω・`)。


吉高寧々ちゃんとも会いました。特になにも起こりませんでしたが(´・ω・`)。


詳細は「Bad Habits」に書きます。もし「恋愛」という概念自体が妄想であるなら。恋愛妄想、関係妄想から始まる恋も十分成就し得ると(´・ω・`)


最近訪看さんと「関係妄想」という概念について色々議論していまして。「関係妄想」とは統合失調症患者に多く見受けられる症状で、世の中の大事件や著名人の言動などが自分と関係があるかのように錯覚する症状です(´・ω・`)。


わたしはかつて「かかっている」という表現を使っていたのですが。本当に何もかもが絶妙のタイミング、シチュエーションで自分に関係があるかのように思われる。本当にひとつの完成されたストーリーとして現実の世界の方が関係してくる、そんな不思議な現象です(´・ω・`)。


これは医師の先生方も不思議だと口を揃えます。発端は関係妄想だとしても本人の才能と行動力で現実にしてしまえば、あながち妄想だと咎められないという特長がある。一方で、わたしは謙譲を美徳とする古いタイプの日本人である。その辺、迷惑YouTuberのような人種とは一線を画していると思います。


今日は少し「精神医療と人権」というテーマで医療福祉従事者と議論をした。精神医療に「患者の人権」や「尊厳」という哲学を最初に持ち込んだのはフランス革命時のフィリップ・ピネルであり、日本では松沢病院創始者の呉秀三である(´・ω・`)。


それまで当たり前に行なわれていた、精神病患者への監禁、隔離、拘束といった人権侵害をあらため、現代精神医療の基礎を築いたピネルや呉秀三。彼らが影響を受けたのはやはりルソーの「人権宣言」である。哲学の偉大さが分かるエピソードではないか(´・ω・`)。


精神医療に限らず歴史に残る偉業を成し遂げる英雄というのは必ずリベラルな思想の持ち主である。それは人類の歴史は長期スパンで見れば必ずリベラルな方向へ進化してきたから。長期トレンドに順張りする者が必ず勝つのである(´・ω・`)。


精神医療に特効薬はない。あるとすればそれは患者の人権を慮ることであり人間の尊厳を守ることであろう(´・ω・`)。

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統合失調症の研究 ponzi @ponzi

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