このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(175文字)
バキバキ童貞で偏った性(恋愛)知識しかないお兄ちゃんのために、血の繋がらない妹・琴吹は恋のお手伝いをしてあげる。見た目は悪くないのに残念なお兄ちゃんに翻弄されながら、彼女は徐々に自分の想いに気付いていく……。軽快な描写にくすっと笑えて、時折垣間見せる甘く切ない乙女心。お汁粉のようにほっとできるドキドキの兄妹ラブコメ♡
語り手の妹が常識枠と見せかけて、兄のノリに巻き込まれていく姿は微笑ましいとしか言えませんでした!短編向け1万字の中で繰り広げられる苦悩と葛藤・・・してるのは主に妹ですが、この心情の激流が心地よいとさえ感じました!勢いだけで乗り切ることなく、しっかり締めも描かれているため安心して読み耽っていただきたい・・・と!完結まで読み終えての勢いレビューですが、ぜひともみなさんも読んでみることをお勧めします!