きらめく鉱物文学

11ベスト図鑑編『微隕石探索図鑑』、他

今回は、イチオシの鉱物・宝石図鑑を見ていきましょう！

『愛蔵版　楽しい鉱物図鑑』堀秀道　草思社

鉱物なら、これ。

標本も写真も、日本でのトップクオリティです。

堀先生は以前、通常版の鉱物図鑑を出していたのですが、二巻にわかれてて探すのにイライラしていました。でもこれなら大丈夫です。

『宝石と鉱物の大図鑑』スミソニアン協会＋諏訪恭一　 日東書院本社

宝石なら、これしかないです。

一生お目にかかれないような宝石が、いろいろ載ってます。

監修が、宝石ジジイの諏訪恭一なので安心。

重くて大きくてどっしりした、めちゃくちゃ邪魔になる本です！

『微隕石探索図鑑: あなたの身近の美しい宇宙のかけら』

ヨン・ラーセン＋野口 高明　創元社

実は、今現在でも、我々のすぐ身近に隕石が降ってきてるんです。

小さい小さい、目に見えないくらいの隕石ですよ。

微隕石(micrometeorites)といいます。

でぇ～、その中には、ペリドットが混じった隕石とかも入ってるんです。

隕石マニアなら、聞いたことあるはず。

パラサイティックペリドット！

それが、あなたの家のベランダに降り積もってるかもしれません。

さあ、顕微鏡とネオジム磁石で探してみよう！　って本です。

『ひとりで探せる　川原や海辺のきれいな石の図鑑』柴山元彦　創元社

この柴山先生は、自然環境研究オフィスというところで、初心者向けに「川原で石を探そう！」というワークショップをたくさん開催しています。

https://shizenkankyou.net/

関西の人ならすぐに行けますので、おすすめですよ。

『不思議で美しい石の図鑑』山田英春　 創元社

こちらは、石といっても瑪瑙やジャスパーがメイン。

模様石っていうジャンルですね。

最近、創元社は石の本をどんどん刊行しているので、応援してあげたいです。

『街の中で見つかる「すごい石」 』西本昌司　日本実業出版社

こちらは、デパートやビルの岩石にハァハァしているための図鑑。

ハンドブックタイプで、どこでも持ち歩けて便利。

図鑑は、写真と印刷のクオリティが重要なので、まずはもよりの図書館で中身をチェックしてみることをおすすめしますね。

さあ、これでキミも石博士だ！？