第4話 闇夜の訪ね者

おっと、今ドアを開けるからよ。

ん?、お前は誰だ。見たことがないけど、何処かで見たことがあるような気もするが。


やあ、ボクはアル。


アル?俺と同じ名前か奇遇だな。でもあまり良い名前に思えないないぜ。

いやこっちの事なんだが、で何の用なんだ?


いや、そっちの事でもこっちの事でも有るんだな。ボクはお前だよ。


ん?どういうことだ。なんで俺を語る者が目の前に居るんだ?


さぁね。それは何でだろうね。しいて言うなら別の物語から来た君って感じかな。


はぁ!?なんだそれは意味が分からん。

冗談よしてくれ。とりあえず今日のところは帰ってくれないか?


そうもいかなくてね。ボクは君を無き者にしなくちゃいけない。


どういう事だ!?何するつもりだ!


今の君には理解できないだろうね。まぁそれは後々ね。じゃあサヨナラ。


こうして、この物語の幕は閉じた。

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無能のアル (1) ぴーつー @pixbithz

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