あとがき
ふとした思い付きから、ノリと勢いだけで短編を書いてみました。
仲間を求め、孤独を味わうも、スキルの力で栄達し、でもそれも一時の事と気付く。
結局、自分の事は自分でするしかない。
孤独とは、誰も自分に関心を持っていない、そう感じる事を指します。
悩みは常に“人間関係”に起因していると言ってもいいでしょう。
一人でいる事が孤独なのではなく、周囲との繋がりを実感できないからこその孤独であり、それがいつしか苦痛へと変わるのです。
その苦痛を取り払うには、ただ独り歩む決意が必要なのです。
『悩みの原因となる対人関係から距離をとる』という意味での孤独を勧める。
その一方で、「優れた友との交流」による自己の形成を促す。
孤独を謳いながら、友を必要とする。
一見矛盾するように見えますが、ここでの『友』とは単に“友人”と言う意味合いではなく、自身を成熟へ導くものの総称です。
多種多様なな繋がりを自覚した上で、孤独と向き合う時間は貴重です。
なぜ孤独が必要なのか?
それは自分が本当は何を求めているのかを知るために必要だからです。
そのとき、学びや仕事は孤独を支えてくれるでしょう。
それもまた『友』なのですから。
そして、その道程において、あなたは真の友とであうのかも知れません。
さあ、あなたも心を開いて、自分を見つめ直してみませんか?
以上、ファンタジーに偽装した、孤独に関する哲学でした。
拝読いただき、ありがとうございました!
スキル【開錠】を突き詰めたら人生変わった 夢神 蒼茫 @neginegigunsou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
3つの地震の記憶/夢神 蒼茫
★75 エッセイ・ノンフィクション 完結済 5話
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます