セイ欲で動くユミと、支配欲とはちょっと違うけど、自分が作った筋書きの通りにことを運ばせたい欲で動くクイさんだと話の動かし方が異なりますね
クイとケンっていかにも相性が悪いですね
同じクラスにいたら絶対クイがいじめられてるんだろうなと思います
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りユミの思考はいたって単純で性欲に基づきキリとイチャイチャしたいということに尽きますね。
クイはやはり中二病と言うか、ゲーム感覚でことを進めようとしているところはあると思います。
クイの話術なんてケンのフィジカルの前には無力です。
間違いなくクイはいじめられてますね。
そこをヤミさんというオタクに優しいギャルが手を差し伸べるのでしょう。
これから本格的なクイとアサ・ケンとの交渉に入るわけですが…。
目が離せませんね。ユミとキリの行く末にどんな道が拓かれるのか。
自分のためと言えばわがままと言われ周りを切り捨てたように響く。みんなの為誰かの為などと言えば空々しく響く。
難しいものですね。
クイの場合自分が腹黒だって自覚があるのですが、他人に喜ばれることで満足感を得てしまった。そこで脇道にそれかけた、という感じなのでしょうかね?
でもみんな実質人の為に生きていないですよね?
むしろ綺麗事で飾った言葉や思考は行動も思うようにはいかないのではないかなと私も思います。
他人のためとはサイの言うとおり言い訳ですよね。
ちょっと前半の思考はクイらしからぬ感じがしました。
自分のため、の方が清々しく道を迷わないと私も思います。そこに人のため、を付け足しのように持ってきたらそれこそ柵と思惑、障害、そんないましめに出会って最終目的が描いたものとはまるで違うところにたどり着きそうですね。
そもそも自由を本当に人が欲しがっているのか。自由があると知って、それをどのくらいの人が欲しいと思うのか。
自分の望みのためにまっすぐだったユミにもりすがあったのは、自然なことだったのかもしれないな、なんて思ったりもしました。
成長の過渡期、視野が広がる時など不安定な時間があるものなのかも知れませんね。
ユミらしさ、クイらしさ。
できれば失わないで欲しいな、なんて勝手なことを思いつつ拝読しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この状況なのでクイはありのままを話した方がいいですね。
嘘はすぐにばれてしまうでしょう。
自分の為か、人の為か、難しい話ではありますが、自分の為なら周りの揶揄を一蹴して自分の信念を貫けるのかなと思っています。
裏話的なことですが、のちの展開を作るためのクイの行動とそのための動機を絞り出したところがありますね。
一応これまでに会ったことのある人の思考を参照しています。
学生時代の後輩ですが、人付き合いの苦手な人(多分本人に自覚無し)が居て、周囲の人とつながりを持つために勉強を教えたりしてたんですよね。
教わった方も一応ありがとうぐらい言うじゃないですか。それでその後輩が調子に乗っちゃったみたいで求められていないのに、積極的に教えたがるようになっていました。ここまでくると教わる方がうっとうしく感じてしまい、結果的に後輩からは人が離れていくことになりました。
あげく後輩は、自分がこんなに頑張っているのにどうして無視されるんだろう。よし、もっと頑張らないと!みたいな思考に陥っていましたね。
後輩の目的がみんなに構ってもらうことだと開き直っていれば、無理やり勉強を教えたりしようとせず、節度ある距離感で接することができたのではないかと。
ちゃんと自分のための目的を見失っちゃだめだよ、と言うのが言いたいことですね。
それをクイを通して描きたかったんですが、どこまで再現できているのやら。
対してユミは自分勝手なので、自分のためにもりすを使えるんですよね。
ユミで無ければもりすを使いこなせなかったかもしれません。
ユミは子供から大人への成長ですが、クイもユミという異質な存在に魅了され、惑い、成長しているところはあるでしょう。
とりあえずクイには明らかに良くない部分はあるので、このナガレでの対話が彼への抑止力にはつながるのではないかと思います。
緊迫した回でした。
クイさんの、ヤミさんとハリちゃんと柵なく暮らしたいという願いは、本来なら願うまでもない、叶って当たり前ことだと思います。
でもクイさんの願いは、それだけでは終わらなかった。
そこからも、大きく物語が動いていると思います。
クイさんの策は、うまくいくのか。
ますます面白くなってきました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ハリがあんなところで生まれたのもユミのせいだったりするんですよね。故にユミに対するちょっとした恨みもあってぞんざいな扱いをしていいという意識があったかもしれません。
本作のラスボスはアイですが、分かりやすい悪役の他にこそこそと画策する奴を描きたくてクイという人物像ができました。目的は決して悪いことではないけど、手段は選ばないといけないですよね。
まあ、そんなクイもケンの暴力の前には無力でしょう。
最近、世の中はもちろん、身近でも物騒なニュースが起きたりしたのを聞くと、本作と合わせて、結局最後に物を言うのはフィジカル腕力なんじゃないかな……なんて世紀末思考に陥っています(泣)
まったく他人のことなんて考えず、自分のためだけに動いても、結果的に誰かの役に立てたのなら、それでいいのかなって思いました。
最近だと自分の欲のまま、業務用アイスを買って家に帰ったら、親戚一家が遊びに来ていて、子どもたちが凄く喜んでくれたのが嬉しかったです!
独り占めという極めて利己的な蛮行に出るつもりだったんですが、後になって子どもたちがいてくれてよかったって感じました。独占するより、ずっと気分がいいです!
……と、クイさんの思想を肯定しつつ、なかなかに悪党な考え方をしている彼が心配になってもきていて……。
クイさん好きなキャラなんですが、今回は、ついケンさん側に立ってしまうというか、殴られても仕方のないようことをしているような気がしてしまって。
あと、大真面目にギンさんが心配になりました!
今回もハラハラしながら読ませていただきました!
ベンゼン環P様も今が大変なときかと思います。けれど、どうか体調など崩しませんよう、ご自愛ください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
物事は話し合いで解決したいものですが、どうやっても話の通じない人はいます。今回でいうとクイも大それたことしようとしているので、話を聞いてもらえなくても仕方ないと思いますし。
自分のための行動だとブレがないと思うんですよね。
あまり他人のため、他人のためと考えていると他人が求めていないことを親切、正義なのだと疑わずにやってしまうこともあるんじゃないかと。
伝わりにくいかもしれませんが、業務用アイスを例に考えてみました。
牛河様はあくまでも自分のために、好きだからアイスを買ってきたわけで、結果的に集まって来た子供たちも喜ばせることができたということですよね。
例えばですが、本人がアイス好きでもないのに、安易に子供が好きだろうと思って大容量アイスを買った結果、最近寒いし誰も欲しいと思わなかった……。とかだったらそのアイスは誰が食べるんだという話になると思います。アイス買った本人もせっかく買ってきてやったのにと良い気分もしないですよね。自分のために買ったアイスならこのようなことも起こらないだろうと思います。
クイさんは誰かのためになるからと暴走気味なところを描きたかったです。
ケンはそんな彼の抑止力になり得ると思います。暴力は良くないですけど。
多分、ケンはギンにお義父さんと呼ばれた時点で殴ってますね。
お気遣いの言葉ありがとうございます。
もう数日で生まれそうと連絡があってドキドキしているところですね。
>もしも娘に手を出す奴がいたら殴っちまうかもしれん
とりあえずギン、死亡フラグ!?
ナガレに挨拶に来なくて正解でしたね。
ついでにクイのボコられフラグも立っている。
正直に話せば手加減してやるとのことですが、手加減しなくていいよと思ってしまったり…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ソラの手紙にも書いていましたからね。「ギン君のこと殴ったりしないで下さいよ」って。
さすがにソラの願いは聞いてくれるんじゃないでしょうか。
じゃないとパパがソラに嫌われてしまう……。
読者様によってクイ派かケン派か分かれているようでうれしいです。色んな視点から読んでいただきたいと思っていますので。
とは言えユミ視点からすると、どっちが倒れても都合が良い訳じゃないですよね。仲良く手を取り合えるのがベストなんだとは思います。
正しい行いという前提を持つと、だんだんと本来の姿から遠くなって行ったりするものですよね🤔振り切った考え方を持つのは案外楽なので自分でも思いもよらない所まで突っ走ってしまう…私も反省せねば笑
ここでの鍵となるのはアサさんでしょうかね…?なんやかんやで彼は俯瞰的に物事を見てくれそうな感じがします!
話せば話すほどクイさんがボロを出していきそうでヒヤヒヤしました笑
作者からの返信
コメントありがとうございます。
初心忘るべからずと言うべきか、成功体験と言うものはもともとの目的を忘れさせてしまうことがあると思っています。それが良い方向に作用することもあるんですけど、クイの場合人を傷つけることまでやってしまいました。
たまに自身の行動を振り返る機会があるといいなと思っています。
アサの過去は次の次の回で語られるのですが、彼も葛藤がありそれゆえに物事を多角的に見ようとしているところがありますね。
クイのような頭脳派は単純なサイとかケンと相性が悪いんでしょうね。
ケンの場合ソラを傷つけたら許さんという根っこの部分があるので、クイが不穏な動きを見せたら疑ってかかると言う感じですね。
クイさんの使命感が膨れ上がっていく過程がわかり、実に興味深かったです。
最初は好奇心だったのが、あれほどまでに……!
人との関わりの希薄さが悪さをしてしまったというので合点がいきました。
普通の人にはなんてことない感謝さえも、彼には実際以上に大きく尊く感じられてしまったんですね。
自己嫌悪に陥っているあたり、振り切れないというか最後の最後で良心を捨てきれない感じがあり、
これまで相当苦しんできたのではないかと思いました。
序盤の苦労人感を思い出して、とても懐かしい気持ちにもなりました!
ケンさんも何気に頭が回るようなので、クイさんとはかなり相性が悪そうです。
無事で済まないことはほぼ確定でしょうが、ケンさんの介入によって計画が多少人道的なものに変化する可能性が生まれたんでしょうか?
次回も楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
使命感を得ると抑止力が削がれてしまいますよね。正義の暴走というべきか。
現実にも喋るタイプのコミュ障というべき人と接することがあるのですが、鬱陶しがられている印象ですね。ゆえに仲良くしてもらうためにさらに余計なことをやらかしてしまっていたり。
クイは自身を見つめ直すことができるだけ、少し痛い目にあえば歯止めは効く可能性はあるのではないかと。
ケンはソラのことになると少し頭が回るようです。
まずは正直に話をすることでお互いの妥協点を見つけることもできるのではないでしょうか。
クイさんの本音や考え方がハッキリとわかりました…いつの間にか必要以上に見返りを求めすぎていたのですね。
そしてアサやケンの元へと辿り着き、話を始めるクイさん。
けれど、ケンにはどうも軽薄に見えたようで…サイさんと同じで感情で強く動く相手に、クイさんの振る舞いは好ましく思われないのでしょう。
本質を誤魔化さず、正面から打ち明けるしか…ダメージを抑える術は無さそうです^^
作者からの返信
コメントありがとうございます。
正義の暴走というべきか、発端よくとも度が過ぎると何事も負の面が見えてくるものだと思います。
やっぱりサイみたいなヤンキー気質の人の方がケンの思考に近いんですよね。
クイのようにへこへこするタイプは馬が合わないのだろうと。
せめて正直にお話するまでですね。
ケンの印象、悪いです。口癖の「手加減が出来なくなる」って、自分は暴力的な人間であることを逆手にとった脅迫みたいで、好きになれません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミはそんなケンの暴力的な性格を見抜いていたから今に至るまで許せていないんですよね。
こそこそと策を弄するクイとすぐ暴力に訴えようとするケンは対照的とも言えましょうか。
クイさん、意外と腹黒いというか策士というか、なんていうのかな〜?自分勝手とも違うのですが、自分の考えに固執してそれを成就させようという気持ちが強すぎませんか?
交渉もうまく行くか心配です…。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クイさんは暴走してます。
自分勝手という自覚もある程度あるみたいですが、引くに引けないという状態ですね。
一度痛い目にあえば考えを改めるかもしれないので、ここでお話をする機会は彼にとって大きな転機となると言えるでしょう。