久々の我らがクイさん登場ですね。クイさんが文の集約を担っていて良かったですよね。もちろん世界を変えていきたいというクイさんの考えがあるのが前提ですが。
おかげでユミもなんとかキリと繋がることができていますし、ミズとコナさんの出会いも…。
さあ、いよいよ七班の縛めが解けるのでしょうか?楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クイさんは裏でいろいろと画策してるみたいです。
ユミにとって頼もしい一方でちょっとやりすぎなところも?
それでも確実に人を幸せに導いているんですよね。世の中多少強引な人が世界を変えていくのかも。
この次の回が七班の招集シーンですね。
それぞれの関係性が変わったりするのを感じて頂けているようです。
ユミとクイのやりとりはお決まりのかけあいから始まりますが、会話のテンポ感はユミが大人になって、少し変わってきた感じが出てますね。やはりマッチングアプリと言っている方が多いですが、時代などが変わっても根底は不変のものがあるのかなと思っています。クイは以前からユミの問いかけに何か腹の中に隠しているのでは?と思っていましたが、ユミに突かれて穴があることを少しずつ説明してしまっていますね。人が作った縛めなら必ず抜け道があるということでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミとクイの会話シーンは作者の中でも世界観の考察が含まれていますね。
ユミはこれでも大人として成長しているようです。
平安の時代には和歌を送り合ったという話がありますよね。マッチングアプリとも通じるものがあるのではないかと。
ユミとクイはお互いに利用し合う仲だと割り切っていますね。とは言えユミもクイの野望を全て許すわけではないというスタンスではあります。
現実の法でもグレーゾーンがあるし、救えない人もいる。ルールとは不完全なものですね。
私の作ったルールに暮らす者たちがどうやって抗っていくかを描いた作品です。
ユミさんとクイさんのこのやりとり、好きです。自分にとっては憩いの時間です!
許すことで先に進める……それを有言実行できるユミさんたちが立派です。いざやってみようとしての難易度高いですし、なかなかできることじゃないですよね。本当にあっぱれです!
クイさんの発言ですが、現実的ではあるけれど、なんというか心情的に許容できないというか……クイさんに若干の鬼畜さを感じました(笑)
鴛鴦文、本当にマッチングアプリみたいですよね。使ったことないので詳細は知らないんですが、実際に会ってみたら顔が違うっていうのもよく聞きますし。いつの時代でも盛るとか加工はあったのかなって疑問が過ぎりました。
ただ、同じようにいつの時代でも言葉を交わして分かり合うのも大切だとも思いました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
何度目か分からないユミとクイの会話シーンですね。もう何回か出てきます。憩いの時間になるかは微妙ですが。
まずは意識を持つことからですね。
今すぐには出来ないかもしれないけれど、アンテナを張っておくことで許す機会に遭遇するかもしれません。
クイは本来腹黒い人間なんですよ。
書いている内に人間臭さが出てしまったんですが、ようやく鬼畜さを出せたかなと。目的のためには手段を選ばない、そんな役柄に魅力を感じることはありますが、クイをそういう人物に描きたいんですよね。
顔を合わさずに結ばれるのはなかなか難しいことでしょうね。本作の世界においては文のやりとりを重ねることであまり問題が生じないとしましたが実際のところどうでしょう。現実においてはマッチングアプリでのトラブルは絶えないんでしょうね。
人と人とを繋げる鳩の職務。責任は重大です。
会話文からユミが成長しているように見えました。ニュートラルな視点、他者に対する寛容さ、アサーティブなコミュニケーション。それらはもともとあったものだと思います
作者からの返信
コメントありがとうございます。
作者より賢い登場人物を描くことは出来ないので、一章時点でのユミをちゃらんぽらんにして、三章でのユミを私の持てる力で考えさせたところがありますね。
クイを尊重しつつ、だめなことはだめと言えるこに育ちあがったようです。
今回の第十節の序盤で会った「ナガレの『鳩』にあたる存在がいない」と言う事実、彼の地のみならず全体に影響を与えているようですね。
そして、現状ナガレの場所を確実に覚えている外部の存在はユミだけ……。そんな状態でナガレを経由すれば、ユミの身にも何かしら起こる可能性が無いとは言えないですし、七班の招集は必須なのかもしれません。
そして、『相手の顔が見えない』というのは、読者側の世界にも踏み込んでしまいますが、手紙の時代からSNSの時代まで延々と続く厄介な問題ですね。
ただ、確かにそれでも言葉だけでも通じ合うものがある、というのもまた昔から続く話。
作中世界における、手紙で人々の思いを伝えあう存在の重要性を、改めて認識する事が出来ました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この世界においてナガレへの道しるべを失ってしまったわけでして、見ようによってはナガレは究極の自由の地になったんですよね。アメリカの刑務所なんかも結構自由に過ごせると聞いたことがあります。
犯罪者集団の元へうら若き乙女が立ち入ることは危険でしょうね。七班から一度意見は聞いといた方が良いと言う流れにしてみました。
鴛鴦文はマッチングアプリをモデルに構想したものなので、SNSと比較して頂けると想像がしやすいだろうと思っています。
遥か昔は歌を送り合って結ばれたという話も聞きますね。そういう背景をなぞったところもあります。
手紙だと対面よりも情報量は少なくなってしまいますが、この世界の住民にとって大切な通信手段なんですよね。
鳩は人と人を繋げてやるという重大な存在と言う位置づけなのです。
あまり意識していなかったけど、一般の人は何のきっかけで鴛鴦文のやり取りするようになるんですかね?
ユミとキリも、クイとヤミも、対面して結ばれている(予定?)だけど、
「●●が趣味なんで、鴛鴦文しようぜ!」
みたいな、募集してるんでしょうか。
こういう時代に、恋愛結婚(予定?)の二人は、なかなかドラマチックな恋愛なんでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
前回もご指摘があった通り、一般人の鴛鴦文について空白の5年間で描くべき内容だったと思っています。申し訳程度にミズとコナの描写をしています。
多分鴛鴦文を巡ったお話で長編一本書けるぐらいのボリュームになるだろうと思います。
一般人に対して鳩がどんな人と出会いたいかヒアリングして、お互いをマッチングさせてあげるという感じです。
ミズとコナともに女の子でありながら女の子が好きであることをユミが把握していたのでめぐり合わせることが出来たという一例だったのです。
「●●が趣味なんで、鴛鴦文しようぜ!」
これもまさにその通りでして、鳩に同じ趣味の人と出会えるように頼み込むことも出来ます。
対面で結ばれることが出来るのは鳩の特権と言えますね。
もしくは血の濃くなる覚悟で同じ村同士で結ばれるか。
トミサなんかだったら人も多いのでトミサの住民同士での恋愛はあまり問題が無いようです。
知恵者同士の会話になってきましたね。
ユミはまあ好きに伊藤のことは氏ねと言っればいいのではないでしょうか。
流れで許す必要はないですし。
かつては日本も文通相手からの結婚がザラだったらしいですし、インターバルおいての文のやり取りは思い入れも強くなりそうですね。
そういう世界だから、ユミとキリがずっと気持ちを変えないなんてことも当たり前なんでしょうね。
ミズとコナは言葉で伝え合っても最終的には会って即ぶつかり稽古しそうな気配は感じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
先日なろう漫画レビューというものを見ましてコメントにあった「作者より頭の良いキャラは作れない」が刺さるんですよね。
ユミもクイも知恵者という設定ではあるのですが、所詮は私の創作物な訳で。ユミのことを頭いいと他の登場人物達に感心させるシーンは入れても大丈夫なんだろうかと思ってしまうんですよ。
SDアニメ本編ではお亡くなりになった伊藤さんですが、本作ではどうしましょうか。どっちの展開にも出来るんですよね。
私の知る限り平安時代の歌の送り合いがかつての日本の姿ですね。
覗き見文化と言うのでしょうか。覗き見すらできないこの世界ですので、相手の人物像について妄想は尽きることが無いと思います。
ユミとキリが気持ちを変えないのはそういう世界だからと言うことも一因にはなっているでしょうか。キリもユミも一回ぐらい致したい思いがあると思います。
ミズとコナのぶつかり稽古ですか。たちねこは言わずもかなですね。
私もユミと同じように勘違いしてましたね(笑)。ヤミさんの言葉ではなくてクイの言葉でしたよね。会いたい人にはまた会える、というのは。
地図がイイバには無いんですよね?わかるのは村の名前だけというのは、やっぱり不思議で面白いですね。千鳥の影響とだけ聞くと、何だか
もやがかかったような印象を受けますが、違うんですよね(笑)。見通しがきかないわけではなくて惑わされるというか、迷ってしまうんですよね。
言葉を重ねてこそ人も理解が深まる、鴛鴦文をはじめた最初の人はどんな思いで文を書いたんでしょうね。今の形になるにも歴史があったのかと、想像してみました(笑)。
ユミはやっぱりナガレを避けては通れないのでしょうね。ソラの影響もあるけど、ケンをそうそう許す気にはなれないユミの気持ちもわかる気がします。
頑張れ、ユミ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。クイがそんなこと言う訳ないという先入観からヤミさんの言葉だと思われても仕方ないと思うんです。
村の地図ぐらいはあると思うんですが、森の地図は無いことになってます。
イイバ全域は千葉県の形をしているんですけどね。チーバくんから名前を取ってます。
森の中では真っ暗闇の中を歩いているような感覚になるようです。帰巣本能があれば目的地の方向だけは分かると言う感じです。
鴛鴦文の歴史までは考えてないですね。
恐らくは最初は制度として決められたものではなく、個人的に始めたものが広まったパターンだと思います。鳩の縛めがまだ定められていない頃に、外の村に出会いを求めた人がいたのではないでしょうか。
キリに会うだけならナガレを通る必要も無いのですが、ここまで言及してしまっているので物語上ケンとの再会は避けられないでしょう。
その辺りの心情の変化を描いていくつもりです。
アイとケンが恐ろしい形で破綻していることを思うと、ことばのやりとりで積み上げる関係が如何に大切なものかを考えさせられます。
同時にユミたちの役割の大切さですね。
でも今回は、久しぶりのクイさんの腹黒さが垣間見えてぞっとしました。我が子を引き合いに出しちゃだめヒイィ。頭のいい人たちの会話、恐ろしいです。
ユミはケンとぶつかるのか、それともソラのことも考えるとそれとも、と。ナガレヘの再訪、心配です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アイとケンに過去については後に語られますが、ろくに心を通わせていなかったようです。
鳩という人と人とを繋ぐ役割なのでアイとケンの関係とは対照的ですね。そのケンが鳩だった訳ですが。
クイさんは腹黒設定だったんですが、書いてるうちにむしろ人間臭さの方が出てしまってなかなか困っていました。腹黒い一面を汲み取って頂けて良かったです。
世にいうサイコパスという方々は頭が良いイメージですね。
ケンとの再会は物語上避けられなくなりました。
ラストに向けてどう心境が変化していくか着目頂けると嬉しいです。
七班の縛め。最近のことのように思っていましたが、もう解く段階まで来ているんですね……。着々と終わりに向かって進んでいるのを感じます。
せっかく誤魔化せたのに結局墓穴を掘ってしまうユミさん、相変わらずですね。笑
しかし、そのおかげでケンさんに対する気持ちの変化にも気付けたので、そう悪いことでもなかったのかもしれませんね。
クイさんとの力関係がなかなか面白いことになっていて、クイさんがちゃんとユミさんを認めて、対等に接してきたであろうことが窺えました。
新たに挙がった鴛鴦文の欠点。当然すぎて失念しておりましたが、顔が見えないというのはなかなかネックです。
人は見た目ではないとはいうものの、やはり人柄も顔に出ますしね。
ミズさんとコナさんの様子が伺えたのも嬉しかったです!
クイさんの『会いたい人にはまた会える』という言葉は決して天運に任せてというわけではなく、会いたい相手にその旨を伝え、言葉と気持ちを交わし続けたうえで叶えた経験から出てきたものでしょうし、説得力がありますね。
ますますユミさんとキリさんの再会が楽しみになってきました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
7班の縛めを定めてから5年ほど経過してるんですよね。作中ではすっ飛ばしてしまいましたが。
3章は39話で終わります。まだ4章で13話残されて居るんですが。
ユミは会話が上達したようですがやはり感情的になってしまう場面も多々。うっかりと漏れた言葉の中にこそ本心が隠れているのかもしれません。
クイとの力関係も時を経て変わって来ていますね。ユミの能力に圧倒されているところもあると思います。
マッチングアプリでも顔が盛れるよなと思いながら書いてました。
写真詐欺になるよりかはましでしょうか。
ミズとコナの顛末について申し訳程度に触れて置きました。
会いたいという意思を持つことで会えるように人は動くのだという意味がこもっています。
故にユミもキリと会うための準備を進めているんですね。
お邪魔します。
ユミが、会話の中で駆け引きができるようになったことが、成長を感じました。ただ、時々直感的?(感情のまま?)に喋ってしまう場面は、ドキッとしますけどね。
ユミの表情とか、まわりの人の言動の意味などを記していただく作者さま(ベンゼン環Pさま)の返信コメント(他の方への)も楽しく読まさせていただいています。物語を深く理解するのにとても役に立ちますよ。『邪悪な顔』って面白いですよね。自分は全然気が付かず、なるほどって思っちゃいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミは成長したとは言え、根は感情的なところがあるんですよね。危うい発言もしてしまいます。
キャッチコピーにある通り、他の方のコメントもみてもらいたいところはあるので着目頂きありがとうございます。たまに致命的なねたもありますけどね。
邪悪な顔もしれっと書いた言葉なので気づく人気づかない人いると思います。読んで胸に刺さるかですかね。
会いたい人にはまた会える…良い言葉だ…沁みました…(メンヘラ)
危ない所でしたねぇ~うっかり色々言ってしまう所でしたよ…!
でもこの感じだと、いつかボロが出そうですね…偉い人達に目をつけられてしまうかもしれませんね…!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
高校生カップルで考えるとと分かりやすいと思うんですが、せっかく付きあっていたのに進学を機に遠距離になって自然消滅というパターンは多いと思ってます。
ここで本当に会いたいと思う人であればなんとかして会いに行くと思います。
この言葉はそういう意味ですね。裏を返せば会いにいかない相手であればその程度の関係だったとも言えます。
クイさんとは秘密を共有する仲ですが、なんでも明かせるわけではないですね。
ソラについてはデリケートな話になるのでクイであれど無闇に言いふらすものでもないですよね。
思い返してみれば、ユミが孵卵の際にナガレに迷い着いたのって本当に危なかったんだな……。
ナガレが誰もたどり着けない場所になってしまったら、なんて考えられないほど恐ろしい、、、
クイの提案、なんとなくの序盤の頃のクイを思い出しました。
なんでかなと思ってまたちょっと読み返してみたんですが、結局よくわからなかった💦
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ナガレはやばいところと言う位置づけですね。
あのままユミが手籠めにされていたら大変です。キリもワンチャン。
序盤ではなんとかケンとアサを出し抜こうとクイが調子のよいこと言っていたんで、軽口みたいな感じで失言したところが似ているのかな?