壮観ですね……門もお掘りも、改めて創り込まれた世界観も!
名古屋城しか行ったことないのですが、あんな感じなのかなって勝手にあの時の感動を味わっています!
もしかして、お殿様みたいな方もいるんでしょうか?
ヤミさんって素直で純真で良い人ですよね! だから逆にクイさんと合うのかなって。二人の信頼感は読んでいて頬笑ましいです!
そして今回は個人的に癒やし回でした! みんなが仲良くなって、はしゃいで食い倒れるユミさんがまた頬笑ましい。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「縛め」のタイトル通り束縛された場所を示唆する表現でもありました。
たしかに名古屋城もエリヤに入ろうとすると決められた門をくぐるしかないですね。
お殿様、というか鳩の長のような人はいる設定なんですが、深堀出来てないんですよね。読者様の想像力に助けられているところがあります。
クイの性格が先に決まったところがあるのでそれに合わすようなヤミの人物像が出来上がりました。
束縛された世界ではありますが、それによる恩恵もあるという描写ですね。おいしい食べ物もあるし、ユミもやっぱり歳相応の子供らしさもあったりというところです。
前話から一転、新しい生活への期待など明るいお話で楽しかったです。新しい街『トミサ』、至れり尽くせりで、お母さんのお仕事も考えてくれるのー?と驚いてます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
落差が激しいお話ですよね。
二章は学園ものになりまして比較的明るい印象になると思います。
仕事無いのは楽ですが、適度にはあったほうがいいですよね。トミサの街のためにもなりますし。
「ぐるしーよー。おかーさん……」→ドカ食いするヒロイン。自分の欲望に素直な女性は魅力的だと思います。
「ユミのお腹が落ち着いたら、お風呂にしようね」→一緒にお風呂に入ったのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミは食欲とショタに対する欲望に素直ですね。
ちなみにこの次の回にユミより食べるガチおねが出てきます。近況ノートにいいねつけて頂いていたと思うので分かると思いますが。外伝も先に読まれてましたよね。
お風呂は一緒に入りましたね。
第一章でもアイにお風呂誘われていましたがそれとの対比だったりします。
また少し話がややこしくて追えなくなっております。
私の理解力の無さです…。
多分何話か読んでまた戻って話を理解していくと思いますが。
他の人も触れている通り時代背景は江戸時代とかを感じますね。
歴史好きなのでそこも考えながら理解していきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
えせの江戸の風景ですね。
資料とか見ずに書いてるんで、歴史と照らし合わせても理解は難しいかも……。
端的にまとめると、
ユミは孵卵に合格した。
ご褒美として、トミサという富める街へやって来た。当初の目的通り、病気がちな母をトミサの病院に通わせることが出来る。
ユミはこの町で正式な鳩になるため、「雛」という教育課程を受けることになる。
ぐらいが見えていたら話は追えると思います。
次の回からも世界の説明があって、複雑な印象になると思いますので、聞いて頂ければお答えするつもりです。
兎って美味しいんですかね…
愛でる動物のイメージですし。
あるアニメでも晩飯として兎追いかけてるシーンあって、え!?って思いましたし。
でも、サバイバル生活してたら食べるのも当然ですかね
ユミは関係なく食べたそうですが
作者からの返信
コメントありがとうございます。
兎はジビエの代表例ともされるぐらいなので美味しいのだろうとは思います。草食動物は臭くなりにくいとも聞きますね。
あと、兎は1羽2羽と数えますが、宗教的に獣を食べられない時代において兎は鳥類と見なして食べても良いと解釈された背景があるようですね。古くから人々は食べたいと思って食べていたのだろうと思います。
ユミが肉食系であることを示すシーンでもありますね。キリも食われちゃってたし…
トミサはだいぶ堅牢なつくりのようですね。守られているとも管理されているとも取れそうな……。
でも、基本的には生まれ故郷を離れることはない=元々管理は厳しめということに加え、広さもあるうでしょうから、意外とそんなこともないんでしょうか?
280日? ひと月ほど増えていますね……!?
認定されるまでに時間がかかったのか……。
あんなに面倒をかけられたというのに、ユミさんの頭の中身を見られることを心配したり、気前よく御馳走したり、クイさんも人が好いなあと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
トミサはこの世界の要ということもあり、強固な守りの構造になってますね。一般人がうっかり森にでないようにというところが第一ではありますが他にも効果はあります。
管理は厳しいのですが、この世界の住民にとってはそれが当たり前なのであまり気にも止めていないかと思います。
280日は書きながら読み手に不親切だとは感じていたところなんですよね。多分250日というインパクトが強く刻まれるのだろうと思っています。
250日はユミがキリと出会ってからナガレに踏みいって仕舞うまでの日数です。その前にもユミが一人でイチカで生活基盤を築いた期間がありますし、ヤミさんの出産後すぐには動けないので休息期間がありました。ユミが自らの力でウラヤにたどり着くまでに合計で280日ほどかかってしまいました。
クイさんいい人ですね。
腹黒い人が親切なのにも特に意味はないのでしょう。
ユミちゃん、肉食なんですね、おいしそうなお肉料理がたくさん出てきました。
伏線回収したいのですが、読むたびに謎が増えていくような。
前回の話で、キリがアイさんのそばにいるのは、彼女を見張るためなのか。父親との約束があった、と描かれていたような。目についても書かれていましたね。
まだまだ、解けません。
百舌鳥(もず)って、カッコウに卵をいつの間にか産みつけられて育てる鳥ですよね。ここまで考えていたら、このお話とは別方向へ向かうのでしょうか。
孵卵になる最初の目的はお母さんを安心させて幸せにさせてあげたい、でしたよね。
一歩ずつ進んでいきましたね。
でも、ユミちゃんが外へ出るたびに何か起きそうな予感がします。
クイさんの心の声も意味深です。
カトリに送られる。新しい言葉ですよね。間違っていたらすみません。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
キリと食べた兎の味が忘れられないというのが大きいでしょうね。
少しずつ世界を広げていくような構成を心がけています。謎も増えてしまうでしょうね。一方で注意深く読んでいただけると見えてくることもあったり……。
キリがナガレでケンに色々と吹き込まれた時に父親の話も聞いてるんですよね。母子で仲良くしてほしいと言うのがキリの父親の願いであり、それに応えようとしています。
眼についての描写は随所に散りばめられているので、一つ一つ拾っていくことが謎解きにつながります。物語も長くなってきて描写を探すのが大変なのですが。
百舌鳥と郭公は托卵されるものとするものの関係ですね。
ウラヤにあるマイハという施設はこの物語において都合が良すぎる存在です。快楽を求めた鳩の子がいつの間にかがウラヤに出来ていたりすることがあるのです。それに乗じて隠された存在がいるのかも。
一先ず最初の目的はこれで達成です。
キリと出会わなければこれにて物語は終わってましたね。
鳩として穏やかに暮らすだけでしょうから。
クイの心の声については十八話で真相がわかります。
カトリという言葉は一応7話の時点で出てきています。
男が送られるナガレに対して、女が送られるカトリという場所ですね。
基本的に犯罪者たちは子をなすことも許されないという設定です。
合理的に考えたら男同士、女同士でも愛をはぐくむことになっていそうですが。
今回もありがとうございます。
ようやく目的地のトミサ。ひとまずユミとハコさん良かったですね。中心地ということで建造物や出入りの物々しさもあるけれど、やっぱり賑やかで開けた雰囲気がありますね。
ナガレの話しも出てきましたが、行く行くの試練を感じます。
知識を得ることにおいてはユミは全く問題ない気がしますが……その成長もですが、やっぱり何かやらかしてくれるのかな、なんてその辺も楽しみだったりします。
あと、ミズとも会うことはあるのですよね?どうも、ミズが気になって……帰巣本能は芽生えるのでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
トミサが目的でしたからね。無事孵卵を終えていたらトミサに辿り着いたところでエンディングのスタッフロールも流せるような状況ではあるのですが、ユミには新たな目標が出来てしまったのでまだこれからですね。
イメージとしては農村から江戸の街にやってきたような感じです。
孵卵でイレギュラーにもラシノやナガレに足を踏み入れてしまったことが、今後のユミの運命を大きく動かす……、みたいな展開を作りたいと思っています。
二章のテーマは成長になるわけですが、ユミは高い能力を持つものの彼女には大きく欠如しているものがある。そこに気づいてもらうところから始めたいと思っています。
クイはミズと出会っていると言及しましたね。当然トミサに来ている訳ですが、彼女はどのような人生を辿っていくのか。これも考えてはいるのですが、まだ設定の甘さが目立つなということで試行錯誤しているところです。そのシーンが登場するまでには何とか自身では納得できる出来栄えにしたいなと思っています。
今回もありがとうございました!
トミサ、なかなかですね。ハコさん、ソラにも深く関わってくる感じがします。
ユミの能力はずば抜けていますね。トミサとウラヤを覚えてしまったのでしょう。
新人訓練、どんなモノを受けるのか、今から楽しみです。まあ、そもそも必要なのか?とすら思いますけど。それでもあえて必要とボクは思います。
新人訓練では基礎を教えてくれると思います。ボクは光る道も、シロちゃん、クロちゃんたちも氣功(きこう)の延長線にあるというか、事実、氣功を習い、陰陽道を習いました。ええ、基礎の部分を。何年経っても、基礎を反復練習しています。
氣功、基礎。
氣の大元を特定→子どもは遊んでいるのを親に眺めてもらうだけで、安心感と調和、愛を感じる。という状態を宇宙、大いなる何かという観測者が、自らの体の内側にいる事に気づかせていただく。ある特定の言霊を唱える。観測者に巡り合うところがスタート地点と思います。
0.呼吸→鼻呼吸。4数えて、吸って4数えて吐く。ヨガの基礎呼吸でもあります。
呼吸は氣を倍増します。
1.人差し指に氣を集める。感覚としては思考の宿る所に流れる。と、解釈します。
つまり、氣の流れは思考と同じ速度で流れているという事ですね。人差し指の爪、指の腹側、側面がビリビリしたり、熱くなるのを感じる。
2.地面、足の裏からお腹を通り、頭まで上がって、頭から腕、手の裏へ流す。
ブロック(氣の止まる所は体調、または何かしら不調なところ)を解除し、氣の流れを確認する。0→2を意識せずに扱え、相手の氣を触覚から感じとり、患部を治療するための氣功を流せるようになる。というのが、習った氣功です。
ユミがどんな新人訓練を受けるのか、それともぶっちぎりで終わるのか。また新人訓練はユミにとって、糧となるのか。そういうのを気にしながら読んでいきたいです。次回も楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
訓練というキーワードにグイ・ネクストさんは思うところがありそうですね。
おっしゃる通り一言で言えば、トミサはこの世界におけるすごいところです。世界の中心地なので誰もが多かれ少なかれ関わってくることになりますね。
鋭い指摘だと思いましたが、この時点でユミはトミサとウラヤの道のりを覚えたことになります。鳩としての仕事をこなせる状態です。
訓練についてですが、しばらくは座学となりますので少し退屈させてしまうかもしれません……。後ほど森の中での実習もありますが。
必要あるのかという疑問についても良い指摘です。ユミに同様の疑問を持たせようとしていたところなので。訓練の意義も描写するつもりなので注目頂ければと思います。
基礎の訓練は何年たっても怠ってはならないと感じます。
ふと油断した時に痛い目を見ることもあるのでしょう。
氣功においては日々繰り返すことで我が物とし、行くべき道が分かるようになる、そんな感じでしょうか。
教えて頂いた氣功、少しだけ作中に取り入れてみようかと思いました。
正直訓練の描写が今のところ薄いかなと思っていたところなので、専門家の言葉を借りれば私自身の中で見えてくるものがあるのかもしれないと感じています。
そうですね。
現時点でユミにかけている物が何か、このあたりが訓練のヒントになるかなと思います。ユミは孵卵でかなり身勝手なことをしてましたよね。
ご丁寧な考察ありがとうございました。
新しい町での生活になるのですね。
村や町が増えてきて、世界の広がりを感じます。
最初は、てっきり生まれた村だけで一生を過ごすのかなと思っていました。だから、ソラが例外的に何かを抱えているのかなと見てました。
でも、今回のお話で、村と村の行き来などが話題とされていたので、はっきりとわかりました。だからこそ、ユミの特異性とかが浮かびあがるんでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
これまで隠れていた世界を見せるシーンとなりますね。
まだ裏設定も出来てなくて名前だけの張りぼてな村もありますが。(罪を犯した女が送られるというカトリなんかは、シーンとして登場しないので明確な設定が無かったり……)
基本的には生まれた村だけで過ごすわけですが、よその村に移り住むこともあると言う設定ですね。十八話でその辺りの説明が入る予定です。
まあ、作者の都合としてはソラを例外的な存在にしたいがために村での移動はほとんどない世界を夢想した訳ですが。
「鳩の縛め」のタイトルには人々が制限されて暮らしているという意味を込めています。その中でユミは縛りから解き放たれた能力を持っている。しかし、法によって行動を制限される。
そんな物語を作りたかったのです。
編集済
ついに新生活スタートですね。
トミサはウラヤやラシノと違って立派な城壁(?)に囲まれていますね。インフラ設備も充実していそうですし、さすがは大都会!
そんな都会でユミちゃんがこれからどのように学園生活を送っていくのか楽しみに見守らせていただきます。
(ただの戯言)
そういえば、ヤミさんはトミサの生まれですよね?…都会っ子…純真な性格…
もしかしてヤミさんって良家の子女だったりして…?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
城壁の目的の一つはナガレ送りにされた者達の侵入を拒むという者があります。これによってトミサに平和がもたらされていると言うイメージですね。都会のイメージを汲み取っていただけて嬉しいです。
ヤミさんの過去についてあまり掘り下げるシーンが無いので、はっきりとした設定は無いのですが、彼女の性格から考えるとそんな気がしますね。
箱入り娘だからこそ外の世界にあこがれて鳩になった。ひねくれた性格のクイに惹かれるところがあった。そんな背景がありそうです。
ハコさんはナガレに着いていつか知ってることをユミさんに話す事になるかも知れませんね。
そしてトミサは立派な場所なのですね✨でも、トミサの立派な門があり普通は何度も通らないという事からもしかすると、それにもまだ他に事情があるのかな? と考えてしまいます♪
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ハコさんがナガレについて知っている理由は、この世界の背景を読み解いていけば見えてくるかもしれません。鳩の研修の時にその辺りの背景には触れる訳ですが、私も色々想像しながら書いていますね。
トミサはこの物語の舞台であるイイバの中心地ということで各村の文化が流入してくるため立派な姿というイメージです。
トミサが外界と隔絶されている理由を書き出すとそれだけで一つ長編が出来てしまいそうなんですよね。この世界が生まれた背景とかが絡んでくるんですが、あまりにも膨大になりすぎるので本作では書ききれなさそうです。なので、「縛め」られた世界の象徴としてトミサに大きな門があるぐらいの認識で読んでいただければと思います。
新生活、楽しそうですねぇ~~~
食事内容がイメージ出来て、少しばかりお腹がすいてしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
食べたことの無いものをと思ってジビエのフルコースを出してみました。
兎と鹿と熊。鹿ぐらいしか食べたことないですけど、熊なんか特に美味だと聞いています。
ユミのわくわく感が伝われば幸いです。
ついに新生活ですね。
食生活からして、トミサはウラヤよりも随分豊かそうですね。
試験を突破したとはいえ、ユミにも読者にもまだまだ分からない情報が多そうで、どんな真実が飛び出てくるかワクワクです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
イメージとしては農村から江戸の町にやって来たような感じですね。時代背景なんかを画像検索しながら書いてます。江戸時代に肉食の文化はあまりなかったのでしょうが、この世界に宗教は無いので忌避されるものではないということで豪勢な食事風景を思い描いてみました。
ここから先の設定は悩みながら作っています。
ファンタジーな世界ですがなるべく単純で合理的な仕組みをコンセプトにしています。
遂にトミサに着きましたね。
他の場所と違って堅牢な作りになっているようですが,これは外敵からの侵入を防ぐだけでなく中の人を外に出さない様にしているのでしょうか?
それにしても,着て早々至れり尽くせりの状況……。
肉もかなり置いているようですし,物資も豊かなのかな?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
堅牢なつくりは「縛め」たる象徴ですね。
この壁によってトミサは豊かな暮らしを維持しているという感じです。
外の暮らしも知らないパラダイスともいえるかも?