ユミさんは弓、キリくんは錐だったんですね!
物語の地名は千葉県の地名がモデルとおっしゃっていましたが、登場人物の名前も、やっぱり全てモチーフや理由などがあるんでしょうか?
別れの覚悟を決めたキリくん、立派でした! 体だけじゃなく、成長してるんだなぁって感慨深いですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
登場人物の名前は適当につけてます。
漢字一字で読みが二音、無生物の名詞というルールだけは設けていますが。
曲の歌詞に登場人物の名前が出てくるのですが、適当につけた人物名になんとか意味を持たそうと組み立てた感じですね。
この時点でキリの成長がユミを追い抜くという表現をしたかったですね。
ユミが追い付ける日が来るのか、という余韻を残したつもりです。
良い別れのシーンですね。余韻があるところが素晴らしいです
作者からの返信
コメントありがとうございます。
別れの覚悟ができたキリ。
渋々受け入れるユミ。
そんなイメージで書いてみました。
ユミがキリなんて嫌いというシーンは書いてて辛かったですね。
歌詞に伏線が張られていたとは驚きでした。
あの歌は、本人たちの即興なんですかね?
「会いたい人にはまた会える」
この言葉は他の登場人物が今後も抱えるキーワードになりそうな言葉ですね。
私の作品も人物の名前に意味を持たせて考えてたりしてるので、なるほどと思いながら読んでました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
一番はミズの母親が作ったものをミズが口ずさみ、二番はそれを聞いたユミが孵卵での思い出と今後の出来事を予感しながら即興で奏でたという設定ですね。
「会いたい人にはまた会える」というのは、昔ボカロ曲を作っていた頃に思いついたフレーズです。どこかで披露したいなと思っていたものをこうして記すことが出来て良かったなと思います。
ヴィランにも人物名に意味を持たせていると言うことですね。少し注意して読んでみます。
「景」については心にかげの存在を抱えているということかなと思いました。
歌詞にも様々な物事が暗示されていたんですね。
この歌は作中世界に伝わっているわらべうたのようなものなのでしたかね?
記憶力が貧弱で……既出でしたら申し訳ございません。
ユミさんとキリさんがはっきりと気持ちを確認し合ってからの別れのシーンがとても印象的ですね。
周囲を巻き込んではいましたが、おふたりが想い合う気持ちは痛いほどに純粋なものなのだということが伝わってくる気がしました。
再会の際にはキリさんの背がどのくらい伸びているのか楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この歌の経緯について明言はまだ先ですがミズの母親が作ったものです。1番の歌詞はミズの母親が作ったものですが、2番はミズの歌を聞いたユミが即興で口ずさんだという設定です。
随所に登場人物名がちりばめられた歌詞に散りばめられていますが、ユミが孵卵での出来事を振り返りながら組み立ててしまったと言う描写をすることで彼女の頭の回転の速さを示す狙いもありました。ラップバトルのノリですね。
ユミとキリの気持ちはいたって純粋です。
紆余曲折はありますが、ラストに向かって2人がどうやって結ばれることになるか。というのが物語の大筋となっていきます。
クイさんの名前にそんな意味が!?
ユミの能力がクイさんに紐解かれていってますが、彼女の力を応用すると森の中にイチカみたいな拠点がどんどん作れちゃいますね。新しい村を作ったり出来ちゃいそうです。
イチャイチャしていたユミとキリ。よくよく思い返すと、その関係は誘拐同然でした。なにやら規則もあるみたいですし、監督役としては見逃せませんね。
……長らく離れていましたが、アイの病み具合はどんなことになっちゃっているのでしょうか。
ユミの能力的に起点となる村かイチカからならいけますが、もしかして試験を受け直すと眠らされちゃうので、再び森を彷徨うところから始めないといけないのかな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本作を書きはじめた頃名前は適当につけていたんですが、考えているうちに意味を付与することができました。
ユミの能力は本人にとってはごく当たり前のことなのですが、クイに考察させることで読者へその異常さを伝える意図がありました。
ご指摘の通り新しい村を作り上げるポテンシャルも持っていますね。ここまで考察頂きありがとうございます。
ユミのやってることは誘拐ですね。おやつ上げるからおいでって言ってるようなものです。この場合のおやつはユミ本人なのですが。
アイちゃんは治ることはないですね。本作のラスボスなのです。
次話で試験の顛末は語られます。そしてめちゃくちゃいいところ突かれています。本当にクイさんと同じ様にユミの能力を読み解いてくれたのだなと。
私の中で、この世界は広く自由なイメージがあったのですが、読み続けていくうちに、タイトルの通り、縛めのキツイ世界だったのですね。(気づくのオッソ)
ケンさんの正体は、最新を読んでもわからないと以前書かれていましたね。
まだまだ、謎が多そうです。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
村を出なければユミもこの森の外には世界が広がっているんだろうなという認識があったと思います。しかし、様々な要因で制限されてしまう。
読者様にもユミと同じ視点で世界を歩いていただきたいと思っていたので嬉しいコメントですね。
鳩の縛めは人々の安全を守るためのものです。名目上は……。
ケンの正体ですが、現在公開中の20話までで一応推測することは可能です。散りばめたヒントを読み解けば分かる構成にはなっています。
めちゃくちゃ難しいので多分誰も気づけていないとは思いますが。
ユミとキリの別れの話、切ないですね。
今後、二人がどのような形で再び出会うのか楽しみです。
ユミの能力が明らかになってきて、中でもイチカが重要なのですね。
クイを見てると、ケンやアサの方が可愛く見えてきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミの鳩になると言う目標にキリの存在は生涯となってしまうのです。分かれることでまたキリに会うという目標ができたことになるのですが。
イチカはユミしか辿り着くことのできない場所です。
ユミの重要な思い出の場所とも言えますね。
クイには未来がありますが、ケンやアサは諦めの境地にあると思います。そんなところが言動に現れ可愛く見えるかもしれませんね。
ユミが大人の階段を登りましたね。
こんなにすんなりキリと離れるとは思いませんでしたが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
大人の階段で言うならキリの方が少し知識が進んでるんですよね(笑)
たしかに読者様からするとユミが離れるにはあっさりし過ぎてるという印象になるかもしれませんね。あんなにいちゃついていたわけですから。
ユミとキリの再会が今後の目的となっていくんだろうなとは思って頂けたとは思うのですが、その展開を作るために別れさせたというのが本音です。
いざ物語を作る立場になると登場人物の行動に対して、それらしい動機を作るのが難しいなと日々悩んでいるところではあります。
今回もありがとうございました!
ユミの持っていた能力がついに見えてきましたが、これはこの世界においては驚異的な力ですね……!
ただ、鳩とはまた違った能力ゆえに、今後その違いがどう影響してくるか、少し不安もありますが💦
やはり、ここでいったんキリとお別れなんですね。
お別れのシーンはそれぞれの想いが感じられて、とても切なかったです(/ω\)
ユミと一緒に過ごした時間の内にはキリが追いつけなかったものも、次に出会う時までにはきっと追いつけていると信じて……また二人が出会える時がくることを願ってます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り驚異的な能力でして、使い方を誤ると身の危険がおよぶ可能性もあるわけです。
キリとはお別れですね。キリの成長に対してユミが相変わらずなところがあります。
割りとお別れのシーンはポエム的表現が出来るようにしたんですが、再会もしっかり書かねばと思いました。
苦労人のクイさん、なんとか罪にならない方法でまとまりそうで安心してます。
キリくん、お母さんとうまくいくのでしょうか?ここも心配です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
多くの方からの反応を見るとクイは割と人気あるのかなと思ってます。
その人気に腹が立ってきたので、少し好感度下げさせて行こうかなとか思ったり。とりあえずヤミさんに一発ビンタでも入れてもらいたいですね。
本当の苦労人はキリかもしれませんね。
怖いだろうにユミのためには犠牲もいとわない覚悟なのです。
編集済
楽しく読みました。ユミとキリは一時の別れという感じがします。鳩とは違う能力に目覚めたユミ。覚醒者。そんな言葉がピッタリくるような。杭を打つように。気づいたクイも凄いな。自分自身を振り返り、杭を打つように帰巣本能を発揮するのは昔の自分にはできませんね。今は自分の帰る場所と同じエネルギーを配置する事で複数の帰巣本能を発揮する事はできました。帰巣本能と書きましたが、巣に帰るとは、猛獣からの追尾にも触れず、かつ、光る道をたどって安全に帰るという事です。僕は25年以上かかったなぁ。途中、自分を精神病だと決めつけて、完全否定した時期があったので。何と言うか、ユミがイチカという場所を作っている時、凄い衝撃を受けました。あーこういう作り方もあったかって。まだまだこれから成長していくユミたち。凄く楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すごくしっかり読んでいただけたようでうれしいです。
ええ、ユミとキリは一時の別れです。彼らがお互いに会いたいと思っている内はいずれ会える機会が巡ってくるはずです。
グイ・ネクストさんのコメントには新たな気づきがありますね。杭を打つという行為が自分自身を振り返ること。確かにそうですね。何を考えて歩んできたか、そう考えることで見えてくるものがあるのかもしれません。
前回コメント頂いた時は、グイ・ネクストさんの道を辿る力は鳩に近いと返信した気がしますが、改めて見るとこれはユミの力ですね。一度歩いた安全な道を選んでいく。そこから逸脱してしまうと猛獣に追尾されてしまう。
それはユミも同じだと感じます。一度道を外れると訳の分からない場所をさまようことになる。
ユミのは完全に才能なのでしょうが、25年かけてそこに辿り着くのはすごいですね。自身を否定してしまっていたことを克服し、安全な場所への帰り道を見つけたといったところでしょうか。
ユミにとってのイチカはそれこそ本能的に安全な場所だと感じていたのだと思います。キリという自身を認めてくれる存在があったのは大きいのでしょうね。
ユミの成長を見届けるお言葉、非常に励みになります。
ありがとうございました。
いろいろな関係者と場所が増えてくると、ユミの能力を隠しておくのが、
割と面倒になってきましたね。
場所移動をしても、戻っても、なんで? って理由が必要ですから。
特異な世界がゆえに、悪目立ちするとよくないのでしょうけれど。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りなのですよ。
今回もわざわざ無駄にミズを連れて行ったりして……。
凄く有用な力なのに悪目立ちする懸念がある。それが「縛め」と言えるのではないかと。
1章はじっくりユミの能力を披露して読み手に理解して頂く目的がありましたが、既にここまでユミの能力について考えて頂けて嬉しい限りです。
2章以降でこの能力の功罪について描いていけたらなと思ってます。
ユミの能力は、いたって普通に”辿った道を記憶できる”ということだと思ったのですが、ベンゼン環Pさまのコメントを読むと、帰巣本能のみを中心に考えているこの世界観が特殊なのだと理解しました。
とても興味深い世界観の作り方に、感心しています。
そんな世界でのユミの成長(変化?)が、とても気になるところです。
もし、的外れなところがあったら、お許しください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
根九里尾様のコメントは実に的を得ています。
この世界の常識として森は迷うもの、鳩の常識として帰巣本能で出生地に帰りつくことができる。この2点が物語の全てと言って良いと思います。
現実の感覚からすれば歩いた道を辿ることは、まあ出来なくはないんですよね。しかし鳩の常識としてはあり得ない。途中からクイ視点が多くなったと思いますが、これにより読み手も鳩の常識に囚われてしまうよう仕向ける狙いがありました。
根さんは繰り返し読んで下さっていたようなので、ユミには道を覚える能力があると気付かれていたようですね。
一方で多くの人は一度しか読まないのでクイの思考に引っ張られていたんだなと思います。9,10話辺りの他の方のコメントを見ると分かると思うのですが、思惑通りミスリードに引っかかってくれているなと分かるものがあります。こういうコメント見るとニヤニヤしてしまいました。
しかしながら8話の時点で気づいている人もいらっしゃり、これはこれで嬉しいことでした。しっかり読めば分かるヒントを散りばめられたのだと自己満足しました。
これで言うとユミ自身はあまり成長していないんですよね。思うように歩いていただけなので。
1章は次回で終わりですが、2章でユミの成長を描けたらなと思います。
今回もありがとうございました!
致し方ないとはいえ、ユミとキリ……甘く切ないお別れでした。
ヤミさんの「会いたい人にはまた会えるよ」のセリフにグッときました。
カッコよく成長したキリとユミの再会シーンを、今から楽しみにしておきます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「会いたい人にはまた会える」はボカロ曲を作っていた頃に思いついたフレーズだったんですが、結局曲を書けず仕舞いだったんでこうして供養することが出来て良かったです。
この歳まで生きてきて何度か別れの場面もあったんですが、本当に仲の良い友達とはなんだかんだ連絡とって会ったりするんですよね。
裏返せば長らく会っていない人とはそこまでの仲だったんだなと気づくこともしばしば。
再会シーンを上手く書けると良いですが…
編集済
ユミの能力が明らかになりましたね。シンプルだけど、特にこのような森の中では物凄く有用な能力ですね。
そして、背伸びはおねショタの醍醐味ですね!
二人がおねショタでなくて、単に年上と年下程度の関係性になった時もまた良し、つまり一粒で二回美味しいのだと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミの能力はシンプルで有用なんですが、誰もがやって出来ないことではないんですよね。狂っているのは世界の方で。あくまで鳩の帰巣本能だけがこの物語における特殊能力であり、ユミはただの色ボケ小娘であるように描きたいところがありました。
キリには頑張ってもらいました。この時点ではキリの方が知識は上なんですけどね…。ユミが正しい知識を得てしまったらキリの貞操が危うかったかも…。
歌詞にも色々と伏線が隠されていたとは……。
嫌いと入っているのにやはりユミはキリのことが好きなんですね。
また二人が再開できるといいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
歌詞に意味を持たせる作業は面白かったですね。
嫌いという言葉は自己防衛の強がりですね。
本来ありえないことが起こってしまったユミの孵卵。
再びキリと幸せな時間を過ごすことがラストまでの目的となりますね。