第4話 煽り運転の末路
「長く苦しむがいい外道」
こいつは今話題のニュースになっている煽り運転の加害者。被害者を必要以上に車で煽った挙げ句死に至りしめる外道犯罪者。
そして警察に捕まらなかったこの外道はあろうことか親の力を借りて、罪をもみ消したのだ。
そこで私はこの犯人を探し出しいつもの地下室に閉じ込める事となる。
「おい外道、どうして煽り運転をした?」
「あぁ?!楽しいからに決まってるからだろ!あぁやって人を追い詰めるのが俺は楽しいんだよ!
それに煽って何が悪い?煽って勝手に死んだヤツが悪いんだろうが!」
「ほぉ~勝手に死んだヤツが悪いか。貴様はもう同じ人間としか思えねぇな。
まずは一生歩けなくなってもらおうか?」
そう言って私はハンマーを持ち出しアメンボのように両手両足を縛られているこの外道の膝の皿を完全に粉々に粉砕した。これで一生歩けなくなる。
「うぎゃあ”あ”あ”あ”!!!」
「確か貴様の論理でいくと楽しいから煽り運転をしたんだろう?
私もこうやって貴様のような人間を拷問するのが楽しいからなんだよ。
何も問題あるまい?」
「や、やめて・・くれ・・・俺が悪かった」
「この程度の拷問で命乞いとはな。たいしたことないやつだ。貴様は被害者がそう命乞いしたら煽り運転を辞めていたのか?」
「はい、辞めてました」
「嘘をつくなよ」
そう私はペンチをもって外道の舌を挟む。
「な、何をする!」
明らかにひきつった顔で外道が青ざめる。
「聞いたことないか?嘘ついたら閻魔様に舌を抜かれるってな」
「ひぃぃぃぃぃぃぃいっ!!!」
そして私はペンチに力を加え外道が叫ぶと同時に思いっきり舌を引き抜く!
「あばばばばばばばばばばばっ!!」
「くさい舌だ。いらないだろうこんなもの」
私は外道の舌を放り捨てた。外道の出血は服にまで染まったが私には
関係ないことだ。
「さて、ついでだ外道。歯なんて上等なものもいらないだろう。これも
私が引き抜いてやろう」
そして私は一本一本引き抜き外道の口の中は歯も舌もないままの状態になった。
「次はどこがいい?指か?」
「ばべて、ばべてくだはい(やめて、やめてください)」
外道は何かを私に伝えようとしているようだが、そんな言葉は無視するかのように
私は外道の手の指をペンチに挟み力を加え潰す。
「がぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ここまでされても簡単には死ねず、苦痛の表情を浮かべるが私は容赦しない。
それよりも煽り運転により恋人、家族、大切な人を失ったことを知った
当人のほうがこんな拷問程度よりはるかに苦しいのだ。
「こ、こほしてくげ(こ、殺してくれ)」
悲痛を浮かべ私に訴えかける。
「殺してほしいのか?貴様からの願いだ望み通り殺してやるよ。だが私も鬼ではない
助けてやってもいいぞ。ただしこれに耐えれればな」
そういい、私は外道の髪の毛を引っ張り、別の場所へ連れていく。
そこはサウナのような場所で外道をここへ私は放り投げる。
「ふ・・ふめたい(つ、冷たい)」
「安心しろ、今からゆっくりと温度を上げてやるからな」
そうして私は徐々に温度を上げる。80度超えたあたりから私に
熱さを訴えかける。
「今はサウナと一緒の温度だよ。それくらいで騒ぐな」
「ひぃぃぃぃぃぃひぃぃぃぃぃぃ!!」
そうして150度辺り超えたところで外道はさらに悲痛に叫び始めた。
「あづぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
これでもかという悲痛な叫びを上げ、外道は焼け死にそのうち静かになる。
中の温度はとても高温になっており、最大出力まであげたところで
そのまま1時間以上放置したあと死んだ。扉を開けてみると
外道は灰になっておりこの世から姿を消した。
外道が死ぬことによって報告を聞いた遺族が新しい人生に歩み寄ることが
できるのならば、私は喜んで闇へと落とそう。それが私の使命だから。
ー続くー
外道たちの挽歌 katsumi1979 @katsumi2003
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。外道たちの挽歌の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます