モブに転生したのでヒロインの座奪います。
ももも
第1話
「はぁぁぁっ、拓哉様かっこいいぃ〜♡」
私は柏木雪乃。高校一年生。
重度の乙女ゲーム好き。
「ほんっと、拓哉様に愛されるヒロインの子羨ましすぎっ!!!」
この『
お金持ちでイケメンでツンデレで私の好みドンピシャ。
「もし死んで転生とかするならこのヒロインの子に転生したい!」
ま、転生とか有り得ないけど。
「危ないっ!!!!!!!!」
「え、?」
キキーッ
ドンッ
「い”っ、」
背中が暑い。
体中が痛い。
暫くして轢かれたことに気づく。
「大丈夫か!?」
「救急車っ!!!」
「おい!!目を閉じるな!!!」
色んな人の声が聞こえるけどどんどん声が遠のいていく。
私、死ぬのかな、
せめて乙女ゲームクリア、したかった、な、
そして私の意識は途絶えた____。
お…
起き…
起きろ…
「おい!起きろ!」
「!!!!」
目が覚めた。
「あ、あれ、私死んだんじゃ、?」
「何言ってんだよ頭打っておかしくなったのか?」
聞き慣れた声。
大好きな声。
「たっ、拓哉様、!?」
「?」
拓哉様が目の前に居るだと、!?
ってことは私…
乙女ゲームのヒロインに転生した、!?
ここから、私の愛され生活が始まる____!!
「あ、拓哉居たいた〜!」
「お、愛梨」
「ん?その子だーれ?」
「木の上から落ちて気絶してたんだ」
「えっ!?大丈夫?」
私木の上から落ちたんだ。
ん、?待てよ
この子は確か
「私如月愛梨!よろしくね!」
「柏木雪乃です、?」
ヒロインの『
ってことは私、
ヒロインじゃなくてモブに転生した!?
「こいつに話しかけないほうがいいぞ。頭おかしいから」
あ?苛つくな。
今までヒロイン目線だったからキュンキュンしたけどモブ目線超苛つく。
「もぉ〜そんなこと言っちゃダメッ!」
「わ、わりぃ、//」
あ、照れ顔尊い。
じゃなくて
私は何を見せられてる、????
私の拓哉様(違う)が他の女に取られてる、
だったら取り返してやる。
私がヒロインになってやる。
ヒロイン略奪作戦が始まる____!!!
モブに転生したのでヒロインの座奪います。 ももも @mizuusa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。モブに転生したのでヒロインの座奪います。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます