概要
愛だの恋だのって結構些細な瞬間に生まれませんか?
あらすじ:倉橋あかり、38歳。都内在住の薬剤師、独身。私は大好きな栗ご飯を見る度に思い出すことがある。小学校の時の給食で最後に食べようと取っておいた栗ご飯の栗を隣の席の梶原隆に食べられたあの凄惨な事件を思い出すのだ。20年以上経って、同窓会で再会した梶原に私は復讐を誓う。積年の恨みをたぎらせているはずだったのに、思いがけない展開になってしまう。覚えていたのは私だけじゃなかったなんて、そんなの話が違う。持ち続けたこの思いが想いに変わる時、食い気が恋気に変わる時、一緒にいてもいいと思えたのはずっと思い続けた彼だった。
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