あとがき

最終話まで読んでくださり、ありがとうございました。ここからは作者のちっぽけな一人語りになります。興味がないよって方はブラウザバック推奨です。

では、いきます。


本作は170万文字という長編ラブコメです。

どばーっと1ヶ月で放出しましたが、もちろんその予定だったはずもなく……前に使っていたアカウントが性的描写のせいでBANされちゃったのが理由でした。

正直その事件以来、めっきり書く気力がなくなっていたのですが、この作品はぜひ最後までお届けしたかったため、一時間一話という暴挙に出たのでした。まぁカクヨムコン中に完結させたかったというのもありますが……(完結ブーストとかあるといいなぁチラチラ)


本編全体を通して、今作はノベルゲームっぽさを意識しています。旧版とリメイク版で選択が異なるのもそのためです。どちらの選択肢も正解であり、正史なんだと思っています。

その上で第一部では不純愛を、第二部では真っ直ぐな青春を、そして第三部で全力のハーレムを描いたつもりです。

ハーレムと言うとそれだけで倦厭されてしまうくらい、あまりいい印象を持たれていないなと感じます。でも、それって本気でハーレムと向き合った青春ラブコメが少ないからだと思うんです。名だたる名作ラブコメは一人を選ぶという「選択」を真摯に描いてきました。ならば、複数人を選ぶという「選択」ももっと真摯に、高純度で書くべきだ……というのが本作を書き終えた上での思いです。真摯にハーレムと向き合えていたなら嬉しい限りです。


また、170万文字という長編になったのもこだわりの一つです。長ければ長いほど読むハードルが上がってしまうことは分かっていますし、170万文字もの文章を読むのにどれだけの時間をいただいてしまうのかも痛感しています。ここまで読んでくださった方には感謝しかありません。

それでも、膨大な文字を読んだ先にある達成感とたくさんの文字があるからこそ描き出せるものがあるんじゃないか……と思っています。名だたる名作ラブコメが10巻以上続いた上で完結しているからこそ、そこに文字量だけでも追いつきたかったのでした。

もしここまで読んで、達成感のようなものを感じていただけていたら幸いです。


さて、そろそろ筆を置きたいと思います。

今後ですが、別作品(ノクターンノベルズ様で連載中)の執筆があるため、一旦こちらは完結にしようと思います。

が、三年生編や後日談として語るべきことは多くあるとも思っていますので、折を見て連載を再開できたらなーとも思います。

今作は伏線を散りばめており、2周目以降もさらに楽しく読めることを意識して作ってもいるので、青春の海に溺れたいときにはぜひ遊びに来てくださいね。

また、今作楽しんでいただけましたら、★★★評価やレビューなどで推してもらえると嬉しいです。Twitterもやっているので、呟いてもらってたら多分いいねとかしに行きます!


ではでは改めまして。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!


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クーデレなセフレと小悪魔な後輩が義妹になったので距離を置きたい。 兎夢 @tomu_USA

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