第1章 開戦前日 

もう我慢できない。なんで俺たちがこんな目に合わないといけないんだ。そう声が国中から聞こえてくる。この国は大国からまるで植民地のように扱われてる。

 この国のすぐ横に「貴族同盟連合」という巨大国家がある。貴族が自分たちの利権や立場を守るため貴族同士で集まって作られた国である。そんな色々と危なそうな国のすぐ横にある国が我々「南部民族連合国」である。この国は貴族連合と民族連合がある大陸の南側にいる民族が集まって貴族連合からの進行に対抗する目的で作られた、つまり敵の敵は味方理論で作られたあまり仲間意識がない国である。

 しかし今から50年前話は変わった。我々民族連合は貴族連合との戦争に敗れ、領土の全部を奪われ、国民は奴隷のように今は扱われてい  

る。そのためみんなで結束してもともとの領土を取り返そうという反乱の機運が高まっている。

 みんな集まったか?各民族の長は。ここでは貴族共にバレてもいいように「A・B・C・D ・E」とする。いいな。今回の議長はAの長が務める。まず反乱を起こすにあたり、国民全員の意思をまとめるためにもいれる、兵士の士気を上げるためにも目標を決めたい。まずAの長から。「もともとの領土を取り返す。ただそれだけでいいと思う」他の長は?これでよろしいか?よし。いいな?これで決定する。

 それでは次はこの連合部隊を率いる司令官を決めたい。なにか誰かいい人はいないか?わしから意見をいいかね?どうした?の長わしの部隊にいる「原忠」という青年はみんなに好かれていていいと思うぞ。それではこの青年を司令官候補としてこんどあって見極めたいと思う。それでは解散!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

第一次独立戦争上 @Sprinz321

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る