概要
「ローバの充日」?はい「ローマの休日」を拝借したタイトルのエッセーです
「ローバの充日」というタイトルでエッセーを書いています。74才の半ばから書き始めて76才になった最近、50話目となりました。
呑気に平凡に毎日を暮らしていた私は、孫が生まれておばあちゃんとなり、高齢者と呼ばれるようにもなって、そのうち後期高齢者にもなりました。れっきとした老婆であります。
老人、年寄り、高齢者、老女、婆さん・・選り取り見取りの呼び名の数々。でもちょっと寂しい気もする私でした。
ちょっぴりジタバタし、そこで考えついたのが「ローバ」でした。老婆をローバと書き換えただけで、何と言うことでしょう! ちょっぴり皺が減ったように思えるじゃぁありませんか!?
ローバとおしゃれっぽくごまかして、残りの人生を充実して過ごしたいと考えました。で、ごまかしついでに「充日」などという造語を作
呑気に平凡に毎日を暮らしていた私は、孫が生まれておばあちゃんとなり、高齢者と呼ばれるようにもなって、そのうち後期高齢者にもなりました。れっきとした老婆であります。
老人、年寄り、高齢者、老女、婆さん・・選り取り見取りの呼び名の数々。でもちょっと寂しい気もする私でした。
ちょっぴりジタバタし、そこで考えついたのが「ローバ」でした。老婆をローバと書き換えただけで、何と言うことでしょう! ちょっぴり皺が減ったように思えるじゃぁありませんか!?
ローバとおしゃれっぽくごまかして、残りの人生を充実して過ごしたいと考えました。で、ごまかしついでに「充日」などという造語を作
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!珠玉の圧政・・いや違ったエッセイをあなたに・・・
著者渾身のエッセイ。
心温まるお話に、ほっこりしますよ。
〈昔話:ローバ様の言い伝え〉
七夕の日・・・村人たちが見守る中、空から円盤が降りてきました。村人たちが口々に叫びます。
「なんだ、あれは?」「あんなの初めて見るよ!」
円盤が村の真ん中に降り立ちました。すると、円盤が二つに割れて、その中から、それはそれは美しい女性が降り立ちました。
村長の青鹿(あおか)がその女性の前に出ました。青鹿は村で初めての女性村長なのです。青鹿が女性に聞きました。
「私は村長の青鹿です。あなたはどなたですか?」
女性が優しい声で答えます。
「ローバだ。背を撫でてろ、青鹿」
ローバ様だ、ロー…続きを読む