第14話 そして2024年が始まった

 峰岸という占いの女性が改めて紹介してくれた。

「彼女は峰岸葉山みねぎしはやまちゃん。私の従妹いとこなの」

「神社かどこかでお仕事されてるんですか?」

 神谷が興味深そうに聞く。

「まあ」

 葉山という女性は微笑んだ。こうしてみると普通の女性に見える。しかし、この現代において、彼女はとんでもない力を持っている。


「あの少年は何だったんですか?」

 葉山は少し考えるようにして呟く様に話した。

「あれは、さっき見た通り。化け物です」

「新しい人類なのですか」

「さあ、でも、変な力を持っている……妄言を信じさせるような不思議な力を持っていることは確かです」

「2024年の終わりに何か起こるのですか?」

「さあ、どうだろう……」


 五人は顔を見合わせた。


fin

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帝mikado 昭和100年(2025年)世界が終わる KKモントレイユ @kkworld1983

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