あとがき

 今回の三題噺は、「生徒」「指紋」「発熱」

 初見で、どれに注目して良いのか焦点が定まりませんでした。

 特に、指紋をどう使おうかと思う。

 指紋というと、ミステリーでの証拠になるようなものですが、私にミステリーは思いつかない。

 そんなことを考えていると、ガラスに指紋というものを考える……。

 ふと、合わせ鏡で悪魔を呼び出すというものを思い出す。これをお話にしてみようと考えて、今回のお話になりました。

 登場している御堂麗、葛原加代、そして名前のみ桜木美月の3人。


桜木美月、葛原加代だけで書いたのは、以下の作品。

『熟成の秘密 〜少女たちのカレー奮闘記〜』 https://kakuyomu.jp/works/16817330659702801059

『壊れたオルゴール』

https://kakuyomu.jp/works/16817330650877920409

『夜空の桜鬼』

https://kakuyomu.jp/works/16817330650347275959


 桜木美月、葛原加代、御堂麗の3人を入れた作品は、

『小瓶の悪魔』

https://kakuyomu.jp/works/16817330664311010689

『少女の想いと決意』

https://kakuyomu.jp/works/16817330666941184760


 そして、今回は、御堂麗、葛原加代を主役に

『合わせ鏡より来たる』

https://kakuyomu.jp/works/16817330666941184760


 と、なりなました。

 元より、御堂麗は《力》を使うアウトローな学生。必要とあれば死を以って制する。

 ということで創作したキャラでしたが、ようやくそれらしいお話を書くことができました。

 悪魔召喚の呪文は、実在するものに創作でアレンジしています。

 それにしても、企画の発表からアイデアを思いつくのにも時間がかかりますが、執筆にも時間がかかる。

 結果として、一週間まるごとかかっている。

 書くことが、やるせない。

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合わせ鏡より来たる kou @ms06fz0080

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