「運命の」に対する解釈

悪役令嬢物に多い「運命の出会い」や「運命の相手」。
その解釈が違う。
でも、その解釈で確かに納得しました。

最後の2話以外は、巻き込まれて死にかけたご令嬢目線。
毒が混入したワインをのんで、1年も生死をさまよっていた間に目覚めないだろうと婚約を破棄された気の毒な人。
療養先の別荘に乗り込んできた元婚約者があまりにも酷い。
健康を害したとあったけど、家族揃って別荘に来てたということは長く生きられなかったのかも。


元王太子で元公爵の、ご令嬢の元婚約者目線だけど、ざまぁだけど残酷には見えないのは作者の優しさから?
最後も後悔のようなことを言ってるけど、結局は責任転嫁も含まれてる。

ラスト、あんな状態で反省は出来るのでしょうか?
「こうしたらよかったのではないか?」などという別の意味で反省はしそうだけど…