応援コメント

第32話 つるし雛」への応援コメント


  • 編集済

    深いです。ショートショートの流れに組み立てに、まんまと心を転がされています。
    作品の29話もそうです
    「大きな岩のある公園」これは黄泉の国の入り口を意味し、いれかわってしまったのだろうかと底冷えする怖さを感じ
    その怖さは見る人によって怖さの意味がかわるのかも、すごいと思いました。

    次々に色合いも姿も香りも異なる小説を味わえる楽しさ、猫さんの存在感に明るい気持ちで背筋を伸ばし、さあ次は、と、タイトルでぞくりとする、「つるし雛」
    これはくるぞ、悲鳴をあげるなとわくわくと文章を浴びていると、しんしんと美しさがこころに灯りました。
    やられた。目の奥ぎゅっとしてる、感動してる。
    いつもやられます。
    西しまこさんの作品は、深く突き詰められて研ぎ描かれていて、勉強になる&心地よいです♪

    作者からの返信

    ゆうつむぎさん
    すごく嬉しいコメント、ありがとうございます!!

    「大きな岩のある公園」は黄泉平坂をイメージして書きました。
    まさにこういう場所だったのです。
    入れ替わってしまったけど、彼女だけしか分からない。
    その方が怖いと思って。

    「つるし雛」は旧作です。
    旧作は好きなものだけ入れているので、旧作の方が出来がいいかもしれません。
    「つるし雛」もとても気に入っている作品です。

    たくさん書くと、たまにいいのが書けるんですよー!
    100分の10くらいかも?
    と思いました。

  • 拝読しました。この作品も大好きです。
    母に対して強い言葉が使えるのは、愛情をかけて育ててもらったからなのかなぁと。
    ただ母を否定するなら、言葉にする必要もないし。
    根底に流れる愛情を感じるのです。

    作者からの返信

    島本葉さん
    わたしもこの作品大好きなんです。
    18時更新の方が質が高いものかもしれません。
    根底に流れる愛情があり、複雑だけども家族の絆はあるイメージです。
    家族の在り方も時々で変わるし、いつもまっすぐに通じ合っているわけじゃない。
    それでも家族なんだ、という気持ちです。

  • なんだろう、なんだか泣きたい気分です。「私」の手、見つめる「私」とつるし雛。生きるってそうなんです。生命ってそうなんです。擦り切れて掴んだ幸せは、虚しさまでいかなくてもちょっぴり切なくて、でもやっぱり幸せで、それでいいんです。やっぱりなんだか泣きたいなぁ。傑作だと思います。ありがとうございます( ;∀;)

    作者からの返信

    福山典雅さん
    ちょっと物悲しいのですよね。
    今は分かりやすい「イケメンに溺愛されて幸せ!」みたいなものが流行っているけれど、幸せってこういう感じかなあって思ったりもします。
    完全に分かり合えたりしない。
    だけど、やりきった達成感はある。がさがさの手。だけど自信をもって育ててきた。
    いつか分かり合える日がくるかもしれない。こないかもしれない。
    でもつるし雛はきっと全部ちゃんと分かってくれている。

  •  西しまこ様、コメント失礼致します。

     今は仕事に充実感を求める人が多いと思います。
     昔は子供を育てることに充実感を得ていた人がほとんどだったような。
     まあそういう私も結婚していませんけどね。
     というか恋愛もしたことがありません (笑)
     だから、私の小説って恋愛要素がないんですよね。
     なんとか恋愛ものも書けるようになりたいなと思い直しました。

     続きも楽しみにしております!

    作者からの返信

    カイ.智水さん
    かくいうわたしも、かつては仕事が大好きでした(笑)。
    今は子育てすることが、まるで苦行のようだと思います。
    重い荷物を押し付けられ、尊敬されず常にあら捜しをされている感じ。
    もっと、子育てすることに対して、尊重する気持ちが社会全体にあるといいのになあって思います。
    子育ては尊いのです!

    わたしはずっと恋愛脳だったのですが、恋愛しなくなって恋愛ものが書けるようになりました(笑)。
    恋愛中だと、自分のことを書きたくなるのですが、それっておもしろくないのです。

    いつもありがとうございます!

  • あくまで個人的な感情ですが、自分の子が「(基本的に)子どもは作らない」と宣言したとしたら、何となく悲しい思いが湧き上がってくるだろうなと考えます。
    それは男親は息子に、女親は娘に、子を持つ親としての立場を共感してもらいたいと思うからなのか。
    それとも、孫の顔を見たいという願望からなのか。
    自分でもよく分かりませんけれど(笑)。

    でも仮に、子どもの生き方が自分とは違うものだったとしても、それが自分の人生を否定するものでは必ずしもありませんよね。
    つるし雛は分かってくれています。

    作者からの返信

    夏井涼さん
    わたしはね、親に「結婚しろ」と言われ「結婚しなくても子供だけつくれ」と言われ、わたしはこういうふうに生きたいんだ、というのを一ミリも理解されずにいたので、子どもが結婚しなくても、「子どもは作らない」と言われても、うんいいよって言うと思います。
    同性とつきあってもかまわない。
    恋愛はして欲しいなあって思うけれど(人間的に成長するから)、
    最近の近況ノートのやりとりと見るに、恋愛しなくてもいいかなって思います。

    一番困るのは「結婚して子供出来たから、孫の面倒をみてほしい」というもの。
    或いは「同居したい」というもの。
    絶対に嫌です!!!!!!(笑)
    冷たいと言われようと、自分たちの人生は自分たちで生きて行って欲しい。
    頼って来るのは構わないけど、恒久的に頼るのはなしです。

    そんなふうに思っています。