■精神科入院30日目④~記憶が飛んで丸3日~■

丸3日。

記憶が入院生活中飛んでいる。

3日が経っていた。

丸3日も記憶が飛ぶほど、一体どんな強すぎる薬を飲まされていたのだろう。


そんな、入院生活をしている最中でも、

軽くて比較的若い人が大半だった。

あまりにも状態が、重たい人、年寄りが何故か混じっている。


結局ボクはクスリを飲まされるだけ飲まされ、慣れない環境やその生活でも入院患者と看護師に気を使い好きで日に日に体調を崩していった。


「女性棟のトイレが遠いから」

トイレで嘔吐をしていた。

男性トイレから、年寄りのヤツれて太った女性患者が大便から出てくる。

更に気持ち悪くなった。


食堂テーブルの机に置いてある私の箸。

見るからに重たい年寄りが私の箸を、自分の箸箱でつついてどかそうとする。

見るからに不衛生で不潔な年寄りによるキチガイの奇行

こちらの気が触れた。


そして、私の嘔吐をした気持ちの悪い物を男性看護師が始末してくれる。

坊主頭の30代前半の男の看護師だった。

優しい人だった。

「この間はすいませんでした。」

「ですが、日勤なのに、なぜ17:30過ぎてもいるのですか?勤務時間は?」

「いいげん!いいげん!勤務時間は終わったけど」

言い訳がない。

こちらは気ぃ使い。

気が休まらない。

何もかも頼めなくなった


そして、遂には「入院の戦力外」

家に無事帰還。 しばらく家で療養。

主治医は今と同じ理事長先生

余計酷い抑うつ状態になったからだとか。

バカか。

「何が『私が何とかするから。信じて』」だ。

両手を握られてギュッと力を入れられて。

それを信じた俺がな。


人の命を今迄何十年と弄んできて。

このおかしな白い誘惑と妙な白いおかしな幻想と世界を覆う白い病。

白いウソ。

ウソウソウソ。

白を着込んで、困った時の耳触りの良いセリフ。

ウソに振り回され、皆こうして迷い込んでいく。

(白い子羊になって群れてー。)


(ふん。どうせご多分漏れず、スーツも私服も黒い服を着て出かけてるんだろ?

黒い花なんて見た事もない。

白い花?それ、お別れに使わないか?悲しい時に着る服も花も。全て生きてるウチが花なのに)


この先、本当の人生の路頭に迷うのは?

退院してから『全て』を知った私が今こうして書いているんだよ。その後も。


海原を航海しない、砂上の巨塔。白い外壁。

挙動不審の不審者とは言わないが、昼間か新聞を持ってトボトボ近所をウロウロ徘徊。

肩を落として、しょげてショボショボく、

安いホームレスにしか見えなかったぞ。

3匹の子豚と赤ずきんちゃんの話。

読むといいぞ。

知識を入れず、製薬会社のマニュアルの暗記より、自分で自分の取扱説明書を作る。

それが自分のバイブルだ。

洗脳されている事を分かれ。

この端金長者が。

ツマラナイコロナの収束マツより行動を起こせ。

優しいだけの二枚舌。偽り。

今から一枚一枚ひんむくから。


※気をつけろ。暗い言葉と暗い道 看板の写メ挟む

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る