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この物語の最後に主人公が「良い人生だったなぁ・・・」と言って終わる予定でしたが、僕の脳内に居るキャラクターに委ねたら言ってくれませんでした。これからヒロインと楽しもうとしちゃっていて、まとめの言葉を言おうとしてくれなかったんです。けれど今わの際に娘とその旦那と孫に見送られて「良い人生だったなぁ・・・」と言って死んだと僕は信じています。僕の脳内の主人公はもう子供の姿のヒロインの下着にドキドキしたあと、母親、主人公、ヒロイン、義母という順で横並びに手を繋いでハンバーグの用意がしてある家に帰っている途中で彼のあの世での暮らしが見えなくなりました。
人生は山あり谷ありですが、終わりよければ全て良しだと思っています。脳を騙してでも良い人生だったと最後に言えればその人は最高の人生を歩んだんだと思います。だって人生の記憶を残して居るのは全て脳なのです。だから脳さえ騙す事が出来れば不幸な出来事の連続でも最高の人生で終われるんだと思います。
僕は宗教家ではありませんし神など信じて居ないリアリストですが、新約聖書の一説を紹介したいと思います。
ルカの福音書第23章39節~43節
十字架にかけられていた罪人の一人は、イエスを「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と罵った。すると、もう一人の罪人が「おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。おれたちは、自分のしたことの報いを受けて磔になるのだから死ぬのは当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていないじゃないか」とたしなめた。 そしてイエスに言った。「あなたが天国に入られたら、私を思い出してください」 イエスは彼に告げた。「真に、あなたに言いましょう。あなたは今日、私とともに既に天国にいますよ」
この3人が人生で一番辛い死の直前にどういう気持ちでいたのか考えようと思います。
1人目の罪人は泣き叫び命乞いをし後悔のまま死んだことでしょう。
2人目の罪人は厳かな気持ちで天国への希望を持ち死んだでしょう。
3人目であるイエスは既に天国に居ると幸福感に包まれたまま死んだでしょう。
磔にされてこれから死ぬという瞬間でも脳を騙し幸せだと思い込めば人は希望を持てますし天国にいられるのです。
あぁ・・・ちなみに脳を騙す為に宗教にのめり込み過ぎたり違法薬物に手を出したりする事はお勧めしません、カルト薬ダメ絶対!
素晴らしき人生 まする555号 @masuru555
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