主人公の視点で語られる、薄気味悪さがふんだんに散りばめられたホラー作品です。彼は全てを見ているはずなのに改善することはなく、彼は好悪の感情を持っているはずなのに誰にも手を貸すことはない。けれど、最後には仕事を果たし、多くの命を育むでしょう。結末に興味はなく、何の躊躇いもない。そんな彼の物語、ぜひ読んでみてください。
戦慄の描写が霧のごとくたちこめ、上下の顎をかち鳴らさんばかりの寒々しさが作中からたちこめる……。 必読本作。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(62文字)
こちらの作品は、冒頭に引かれて読みに来ましたが、全体的に静かに不気味な感じが続いていて、背中がぞわぞわする感じがありました。カメラのマクロ撮影で取られたような、物体に近いところにカメラが置かれた…続きを読む
これは最後まで読みきると意味がわかります。言葉選びと構成が上手すぎる!最初はなるほどなって思いますが、読み進めると『あれ?』と……そして、ラストで……気になりますか?ぜひともご自身の目…続きを読む
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