待って、ネタがない
ナナシリア
待って、ネタがない
ネタ切れである。
カクヨムの作者として活動している皆さんの多くが経験したことがあるだろう、ありふれた、最大の苦難である。
そこで一つの疑問が生じる。我々は本当に、ネタ切れの本当の意味を理解しているのだろうか?
そこで、インターネットで『ネタ切れ 意味』と検索すると、『ネタ切れとは、話す種が無い、または作品の題材が思い浮かばない事。』というふうに出てくる。
作品の題材が思い浮かばないのである。
私が今陥っているこの状況は、れっきとしたネタ切れだということが証明された。だからなんだ、ネタ切れが解消されるわけではない。
そもそも私のネタ切れの主因はなにか、振り返ってみよう。そうすることでもしかしたら解決法を見いだせるかもしれない。
私は、カクヨムに約二年ぶりに帰ってきて、『続く世界に君はいない』という作品を執筆した。
それが一息ついて、一度カクヨムから離れたわけだ。
そこで、ネタが積もりに積もった。
今から思い出すと懐かしくまた羨ましい限りではあるが、積もりに積もったネタを、すべて長編で消化するほど小説に対する熱意はなかった。
だから、ショートショートの毎日投稿を行うことにしたのである。
その結果のネタ切れだ。当然である、毎日投稿など行っていたらすぐにネタが切れてしまうこと請け負い。
ショートショートの毎日投稿を続けようとすれば、ネタ切れは必至である。
かといって、ショートショートの毎日投稿を辞めるのも、一度決めたことを諦めるようでもやもやが残る。
では、毎日投稿のアウトプットを超える速度でインプットを行えば問題ないのかもしれない。
そこで問題になってくるのが、如何にインプットするか、である。
その最たる方法は、感性を豊かにすることであろう。ちょうど義務教育をそれを求めているように感じられる。
ちょっとした風景に感動を抱き、それをショートショートのネタとすれば一応はショートショートの毎日投稿を続けることは出来そうだ。
でもなんだ、風景の種類は無限ではない。
同じ景色はないという言葉もあるが、逆に読者は少ししか違わない小説を読みたいと思うだろうか。思わないだろう。
じゃあどうしようといったところだが、それが思い浮かばないからこんなエッセイを書く羽目になったのである。
これを投稿して今日の小説を投稿しましたというのは誠に遺憾だ。
長編は更新するが。
おそらくこの作品が投稿されたころの私も、ネタ切れの海を彷徨ってると思うので、なにか解決法もしくは書いてほしい作品がある方はコメントまたはレビューにて(露骨な応援&レビュー稼ぎ)。
以上を以って、深刻なネタ切れに陥った私のエッセイを終わりとする。
最後に、ネタ切れに悩んでいる作者各位には、メモ帳を日ごろから持ち歩くことを推奨する。
待って、ネタがない ナナシリア @nanasi20090127
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます