応援コメント

「神の恩寵(六)」への応援コメント

  • セレンの過去がとても辛い…!これは記憶を封じてしまうのも分かる気がします。
    でも今のセレンには、彼女を愛し助けてくれる人たちがたくさんいますからね。
    頑張れセレン!

    作者からの返信

    花さん!
    一ヶ月以上もお返事をせず、大変失礼をいたしました。
    この部分を描くまでが長かったです。
    彼女の素性がキーファクターでしたし、最後の最後まで明かすことのできない事情でした。
    記憶を失ったことは、母の愛か、彼女の必死の守りだったのでしょうね。
    応援をありがとうございます。

  • 人は自分の心を守るために、辛い記憶を忘れてしまうことがある生き物ですから……。
    ただ一緒に忘れてしまっていた優しい思い出も取り戻せたことは、良かったことなのかもしれませんね。

    作者からの返信

    セレンにとって、この時が思い出すべき時だったのでしょうね。なぜ彼女がケントロクスに来たのか、その理由も、すでにお読みいただいた最終話に。
    忘れてしまって蓋をしていた記憶でしたが、父母の精神はしっかりセレンの中に残っていました。だから彼女は決して「泣かなかった」のです。

    そして、こちらでは遅ればせながら、大変素敵なレビューをありがとうございました。何度も読み返してしまいます。
    ちょうどカクヨムコン終盤に入って、まだ期間中の評価が一桁なこともあり、すごく励まされました。
    一気に読ませる作品になっていたのだと思うこともでき、自分の作品が悪い作品ではないのだ、と思う姿勢に近づけます。
    お時間を取って作品に向き合っていただきまして、本当に、心から感謝申し上げます。
    この場を借りましてお礼を。

  • 腐った世界を焼き尽くすときがきましたか。
    やっちまえ! とはなりませんな、きっと。

    作者からの返信

    セレンには可能性を信じる強い心があるので、1%でも賭けます。

  • 幸せな時間の記憶も一緒に蘇ったのがせめてもの救いですね。
    父が死に、母は去った。

    でも、セレンには悲しみに暮れている時間すらない。
    さて、こちらの盤は恐ろし気ですが、何が起こるのか?

    作者からの返信

    父と母の記憶は尊いだけではなく、なくしてはいけない理由もありました。セレンはもうそれに気がつきました。

    恐ろしい試練が待っていそうです。

  • セレンのお父さんがなぜ殺されたのか、気になります。いま世界が揺らいでいるのも、総帥の暗殺がきっかけということなんですよね?
    教会内部の事情は、セレン視点からでははっきり掴みにくいですね。クルサートルなら経緯を知っているでしょうか。

    作者からの返信

    殺害の原因は前章でクルサートルが説明していた通りですね。教会自治区内での権力争いがある中で、直接の原因はセレンのお母さん=総帥の妻、が教会自治区以外の人間だったからでした。
    何処かから露呈したのでしょう。
    世界の揺らぎの原因については、また後ほど……。

  • あまりにも辛く残酷な記憶。
    忘れてしまわなければ、心が壊れていたかもしれませんね(>_<)

    こんな時でも、泣くのは今ではないと堪えられるセレンは、本当にたくましい。
    全てが終わって、嬉しい涙を流せるようになってほしいです。

    作者からの返信

    セレンは閉ざして守っていましたが、その中でも両親の言葉は生きていました。辛くても泣くことはなかったのです。
    脆くも逞しいのは、この親がいたからでしょう。

  • 忘れてしまっていたのは、自らの心を守るための自衛手段だったのでしょうね。
    あまりに辛すぎますから(>_<)

    そして偶然か運命か、思い出してしまった記憶。
    けど強くなったセレンなら、受け止められるはず。
    過去を乗り越えて、奇跡を起こしてください。

    作者からの返信

    彼女の記憶は無くさなければならず、しかし思い出さなければいけないものでした。
    運命かもしれません。
    記憶をなくしたことすら、運命なのかもしへないです。