ええっ、何この設定、いや着想!
と度肝を抜かれたんですが、どうにも部屋そのものが循環式エレベーターになっているというのと、それが覗き部屋になってるというのが、なかなか入ってこず……。普通のアパートなのに実は覗き部屋になってて、もしくは部屋そのものがパーテルノステルで、というのならもっと入り込みやすかったかと思うのですが。
と、最初に書いてしまいましたが、その後の展開はスリリングで、かつまた人の業というか、「俺」の在り様がまたなんというか生々しく、息を呑んで読まさせていただきました。一種のファンタジーであり、寓話でもあり、リアルでもある、というのは、しかも最後はノワールな趣きもあったりで、まさにご馳走様でした、という気持です。
面白かったです!
作者からの返信
うわー、フルコースにさらってくださる涎ものの感想をありがとうございます、うれしいです!
おわりはノワールなんですかね?
ジャンルに寄せるのがほんとに苦手で、ノワール書けないと思っていたのでくすぐったいです(嬉)
裏バイト絶賛12巻読み中。11巻の人魚がめちゃくちゃよかったです!
作者どうかしてる(褒めてる)けど、この世界観をスロ男さんはきっとこえていきますね
またお邪魔いたします…(照れ)
こりゃ自分には天と地引っ繰り返っても書けない作品だわ……本当凄いー
回転式エスカレーターの覗き部屋という馴染みのない素材を軸に繰り広げられるどこか退廃的で現実非現実が混じり合った空間……
そしてラスト近くまでヒーロー物を想起させておいてまさかのラスト……そう、主人公も所詮は同じ穴の……青髭がこの様な行動をしていなければ何時までも其の侭でしたからね
最期の救いのなさもこれだけの箱モノを用意出来る組織の手の大きさを想定出来、うすら寒くなりますなあ
作者からの返信
わあ、およみいただけてとってもうれしい……。そしてなんだか今日が初見だったのが嘘のようで。とにかくありがとうございます!
ずっと長いこと埋もれさせていた短編だったのですが、去年Twitter上の朗読団体さんにこちらを読んでいただく機会があり、なんとなく「映像化」にひかれてカクヨム&カクヨムコン9へ初参加を。なので、この子は皆様との出会いのきっかけそのものです。
ありがとう、パーテルノステル!🎡
あるまんさんにも多大なる感謝を。
いつもありがとうございます!
カク人のエッセイからお邪魔しております。こちら、ジャンル・ミステリーだったので拝読しましたら…こ、怖い!!冒頭の、なんとなく優しい青年と可愛い女の子が主人公なのかな?という予想と全く違う展開に慄きました。しかも最後も絶望で終わると言う…。最後まで目が離せませんでした。短編ですが、文章の緻密さと内容のディープさにより、大変読み応えがありました。
作者からの返信
こんばんは!自主企画の13質問ですね💦ありがとうございます!
ミステリー。ホラーでもないし、サスペンスだなあ、ということでミステリーになっています💦🎡✨
ありがとうございます!といっていいのか💦
お読みいただけてうれしいです、ありがとうございます!!!
ドキドキしながら読んでいました。隙間から覗く瞳が震えるように揺れながら、そんな感覚に陥るほど生々しい描写に打ち震えていました。スリリングな展開に息を呑むようなバイオレンス、とても印象的でした。ありがとうございました。
作者からの返信
うわー!怖い、という感覚を抱いていただけたのかしら💦すごくうれしいです。自分の中ではもう一字一句暗記するほど覚え込んでしまっている短編で、恐ろしさのようなものを感じなくなってしまっていて、初見でどういう印象をもつことができる小説なのか、という部分が自分では一切わからないので。
みなさんからいただく初めての印象、というのが本当に励みになります!ミステリーは特に、一読目でどのような印象をもつのか、が大事だと思うので。
構造も複雑なので、みなさん混乱しないかしら?とおもいつつ
もとはあと2000字ほどあったのですが、少しカットしています。でも問題なかったようでほっとしています。
そのほかの作品へも温かい応援を頂いて、本当にありがとうございました!
編集済
いやー、すごいっす。コメント欄でかなりの衝撃をみなさんに与えまくっているのがその証左ですね。自分も作品間で温度差はあるクチですが、&So Are Youの後に読んだ私は風邪をひいてしまいましたよ。
それでも自分は性癖のタブーを破った作品には敬意を表します、小説、絵画、音楽、漫画、写真などすべての芸術に。自分も一本、バイオレンスな奴を書きたい!
自分は乱歩と横溝正史と夢野久作に小学生で触れてしまったので、あのようなレビューになったことをお許し下さい。とにかく多くの人に読んで欲しいので、どうしても扇情的な紹介文になってしまいます……
新たな世界を見せていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
風邪ひかれたのですか?鼻水ずるずるですか?熱?
諏訪野さんの興奮が私にまで伝わってきて、一人まで大盛り上がりしておりました。楽しい時間をありがとうございました!
いやあ、これ、ほんとに書いたきっかけから考えると今日までの流れすべてが不思議な縁でひきよせられています。
そのうち裏事情的なものもどこかでまとめようかな。
諏訪野さんが書かれるバイオレンス!よみたい!
医療もとても面白いので、サイコドクターのバイオレンスとか……あ、やば、うかんできちゃった^^;
小学生でそのお三方はすごいw
私は小学生の頃は、世界文学全集と日本文学全集を読んでた気がします。あとギリシャ神話?なんか残酷な世界観がとても好きでした。
あとは小松左京とか安部公房、あと海外SFでマシスンやテッド・チャン、あとミランクンデラ
あとは映画もめっちゃみます!
って、このコーナー(?)で交流しちゃっていますね、私たち!
扇情的、どうぞいかようにも熱してください。
自分ではあおれませんので、皆様のお声が便りです。
日間2位までいったのですが、1位になってみたいですね?
うふふ💛
「トゥールの88ミリ砲」をまだ拝読していないのでまたうかがいますね!楽しみです!
ノランさん、こんばんは。
ヒニヨル様のレビューを拝見しまして、感想を書かせて頂きたくなりまして、お邪魔いたしました。
映像化のときはどんな風に……と想像して楽しんでしまうくらいに好きなご著作です。
初見時は朝吹様の素敵なレビューにございましたとおり、川端康成氏の短編を思い出しながら、綺麗な肌なのだろうな……と想像しておりました。
このような感想でも大丈夫でしょうか。
もしも、感想欄をご覧になる皆様のためにご配慮を、と思われます箇所がございましたらどうぞご遠慮なく仰って下さい。
雰囲気と、空気感がとても好きです。ありがとうございました。
作者からの返信
ははこさん、応援コメントコーナー(?)においでいただきありがとうございます!!
映像化、本当に見てみたいです。狂った装置がガラガラ動くところと、異様な細い階段の隙間から精神の落下するような恐怖を観たい!
ただそれだけの願望でカクヨムへぽい!
それがこのように皆様とお話することができるようになり、とても幸せです。
いつも厚いご配慮、ありがとうございます。どうぞ感じられてたまま、おきかせくださったらとてもうれしいです!
編集済
★を付けさせて頂いたあと、いつもであれば
読了後の感動の思うままにレビューを書かせて頂いているのですが
サスペンスとして非常に完成度の高い本作品への感動と同時に
自分も彼と同じ環境に置かれた状況を想像したときに
軽く自己嫌悪に陥ってしまいました。と同時に、むしろ被害者や関係者に
危険であると自分だったら告知すら出来ないのではと考えてしまいました。
それらの感情に整理をつけてから再度読み返させて頂き、
ようやくレビュー等を書かせて頂くことが出来た次第ですm(__)m
作者からの返信
紙の手拭きで、という描写の部分をとりあげていただきとてもうれしかったです。
この作品で、描写を凝った自覚はまったくなかったのですが、だからこそあらためて気づかせていただくことができました。
とことん突き詰めていきたいと思います。背中を押していただき、また、お褒めの言葉を本当にありがとうございます!
がんばります!
こんばんは。少し時間ができたので拝読しに参りました。
コメント欄を見ると、私のよく知っている方が(笑)青燈さまに至っては、かなりお怒りモードですね😅
私は、淡々と書かれていたせいか、すんなりと世界に入り込んでしまいました。本来女性には特に共感されない主人公だと思うのですが……主人公の描かれ方がとてもリアルでお上手なので、何だか分かるような気さえしてしまいました。(私の性格が特殊なのかもしれません💧人の気持ちを理解しようと思ってしまう性分なので、作品を読んでいると、そういう入り込み方をしてしまうのです)
もちろんしてはしてはいけない事、あってはいけない事ですが。とても興味深く「おもしろい」と言って良いのか分かりませんが、最後まで隙を作らず、容赦なく書かれていて素晴らしかったです。
あまり絶賛すると、ヒニヨルの人格が疑われそうですが💧あくまで作品として、という意味です(笑)
私はこう言う世界観の作品も、また読んでみたいと思います😊
作者からの返信
ありがとうございます^^
あおひちゃんとhaijiさんがちょっと特殊なのだと。あのおふたりはあまりにもピュアです💛
★のレビューの方をみますと、大喜びで狂喜乱舞している人が若干名おられますので、共感していただけるかと。
ありがとうございます💛
編集済
これは、読んだ後、結構来る作品でした。突き抜ける衝撃と、どんよりした後味の悪さもあります。
感じたままを書きます。潰されるようにぐちゃぐちゃに丸められた針金から、針が飛び出しているような得たいの知れない不気味さと恐怖、皮膚が敷かれた大地にぐしゃりと皺がよる凄まじい不快。〇犯罪者のギラついた目、瞳の奥のヘドロのような淀み……。
自分語りで恐縮ですが、俺の書いている「シンの物語」でも少しですが、近いシーンが出てきます。俺は! 本当にこういう犯罪が許せませんよ!!
すみません、ちょっと、今日は書くの、ここまでにします。書いてるうちにどんどん腹立ってきました……でも作品の完成度が非常に高くて、引き込まれました。また、落ち着いたら書きに来ます!
ちなみになんですが、俺は長文コメントするタイプの人間でして、最近小説上で手紙をやり取りしたここの友達にも、しょっちゅう長文を送りつけてるんですが……長文コメントしていいですか?
1/22 23:15追記
すみません! 思わず、『タイトル未定』で思いの丈を書いてしまいました。
お読みいただき、ありがとうございました!!
あと、ちょっとこちらは俺、レビューは書けなさそうです。中々冷静になれなくて、レビューもたぶん感情的になってしまうので……すみません。
2/1 23:30追記
度々、すみません。
この作品はサスペンスとして素晴らしいです。この作品自体に嫌悪感を持ったことはありません。
性犯罪という事柄自体に嫌悪感があるため、上記で感情的に書いてしましたが、それはこの作品への不快感ではありません。
この作品は、私にとって非常に学びのあるものでした。
誤解の招くような書き方をしてしまい、申し訳ありません。
作者からの返信
ありがとうございます。私も決して彼らを許せません。感受性がとても豊かな方なのですね。そしてお読みいただけた最初の作品がこれだったのですね💦ありがとうございます&すこし不安になってしまいました💦
シンの物語にも伺いますね!!おつかれさまです!
長文はいっくらいただいてもかまいません!いただきます!!ぜひとも!
レビューなどのことは考えなくてよいです!!
昔人に言われました。
本当の読者は感想など書かない。
反応があれば当然うれしいですが、受け止めていただけたことがなによりの幸せです!幸せです!!
ありがとう!
編集済
虹乃さま、こんばんは。
連投申し訳ございません。胸がざわついて何か書かずにはいられず、こちらに少しばかりコメントを残させていただきたく。
「そのハミングは7」を拝読する前に、やはり虹乃さまの初期作も嗜むべき、と思い少しずつ読ませていただいているのですが……、いや、もう何かすごいです。文章力? 筆力? それは勿論素晴らしいのですが、そんなの取っ払ったってお釣りが来るぐらい圧倒されました。何作か拝読いたしましたが、何で今まで虹乃さまを存じ上げなかったのだろうと涙が滲み出るくらい悔しいです……。
虹乃さまが書けば、例え無色透明の「あ」の一文字だけで構成されたお話だとしても、きっと構造色みたいになるんだろうなあと感じた次第です。
作家活動、応援しております!
(私がファンレターを書きたかっただけなので、返信はお気になさらないでくださいませ)