遊想記

輝空歩

~[13 𝒙+(1x√100)]

午前1時ぐらいだろうか. 小山の頂上は下界とは違い、心地よい寒さの風が僕のパーカーと、周りの草原の草々を揺らしている。風はどこからきているのだろうか。ここからはるかはる彼方、山超えた知らない街から吹いているのだろうか。そこには誰が住んでいるんだろう。この先の寿命-14年の月日の中でそこの人と会ったりするのだろうか。

知らない街を頭に浮かべる。


しかし、僕の人生は青春映画ではない。

"かな.."で話題は終わり。次第に溶けて行っていつかは完璧に消えるのだ。

まぁ、しいて言うならば、

僕とその町はつながっているんだろう。この大きな星空で。輝く様な星たちの浮かぶ空。 


いやほんとに輝いているのか。

まるで手持ち花火からでる火光の芸術を固めて、分解して、


そぉっと傷つかないように一つ一つ飾り付けた様な星空。写真と現実のハザマのような天の川銀河。今、ここに世紀の大芸術家とやらを連れてきてこの景色を書かせたら、きっと何世紀後まで残る大名作になるだろう。この景色はモナリザに匹敵するほど美しいのだから。



 ,,,,zzz

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